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一般病院における大腸ESD治療成績の検討
石山 修平(岡山済生会総合病院・内科)
背景:大腸ESDが2012年4月より保険収載された.適応や技術的難易度,偶発症対策など解決すべき課題は多い.一般病院における大腸ESDの現状及び問題点を報告する.対象・方法:2005年から2012年12月の期間において当院にて大腸ESDを施行した140症例(切除断念例含).適応は大腸ESD標準化検討部会の適応基準案を準拠した.平均観察期間中央値1200日.男性80女性60.平均年齢中央値67歳(3...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD3

当科における大腸ESDの長期成績についての検討
水野 研一(新潟大医歯学総合病院・光学医療診療部)
【目的】大腸腫瘍に対する粘膜下層剥離術(大腸ESD)が保険診療として認可され,多くの施設で行われるようになった.しかし大腸ESDは高い一括切除率を有するも,その難易度の高さや穿孔など偶発症の頻度の高さが問題点として指摘されている.また大腸ESDの長期予後についての報告はまだ少なく,本法の妥当性については更なる検討が必要である.今回我々は,当科のESDの短期および長期成績について検討した.【方法】2...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD3

当科の大腸腫瘍におけるESDの検討
千葉 宙門(会津中央病院・消化器病センター)
【はじめに】大腸癌の罹患率が増加していることは統計的にも明らかであり,今後もさらに大腸ESD症例は増加することが予想される.厚生労働省も2009年6月より早期大腸癌に対して大腸ESDが先進医療として承認され,さらに2012年4月には保険適応が承認され整備も進んでいる.つまり,大腸ESDは時代の流れに対応した治療法の一つであり,今後さらなる標準化が必要とされる.【目的】当科で大腸ESDを行い問題のあ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD3

当科における大腸腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
大塚 洋子(東京女子医大東医療センター・検査科)
【はじめに】大腸ESDは ,薄い大腸壁のため技術的に困難であるとされてきた.当科では,2005年より実施し,2010年から先進医療の認可を受け積極的に実施してきたので報告する.【対象と方法】対象は,2013年1月までに当科で施行された大腸腫瘍209例.内視鏡観察後,ヒアルロン酸Naを粘膜下層に注入した後,主にFlush knifeBT1.5またはClutchCutterを用いて周辺切開と粘膜下層の...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD3

直腸腫瘍におけるESD -組織学的根拠をもって外科手術へ-
小嶋 裕一郎(山梨県立中央病院・消化器内科)
【背景】直腸は解剖学的に肛門からの距離が近いため内視鏡の操作性が良好で, 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は他部位と比較して容易であると考えられる.【目的】直腸ESD実施症例を検討し,その妥当性を検討する. 【方法】2007年1月から2012年12月に実施した当院大腸ESD症例233例中,カルチノイドを除く直腸病変65例,男40例, 女25例, 年齢中央値70歳(38-84歳), を対象に検討した...

第55回日本消化器病学会大会大腸-ESD3