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検索結果は4件です。

著明な上部消化管病変を合併した潰瘍性大腸炎の1女児例
青松 友槻(大阪医大・小児科)
【緒言】潰瘍性大腸炎(UC)の消化管病変は一般的には大腸に限局するとされているが,稀に上部消化管病変として大腸病変類似のびまん性十二指腸炎を伴う場合があることが知られている.今回,著明な胃十二指腸病変を認めた小児UC症例を経験したので報告する.【症例】10歳代全前半,女児.【現病歴】1か月前より下痢,貧血,体重減少を認めて前医を受診した.下部消化管内視鏡により全大腸炎型UCと診断され,当院に紹介と...

第55回日本消化器病学会大会大腸-IBD1

アフタ様病変のみから成るCrohn病の3例
垂水 研一(川崎医大・消化管内科)
2010年のクローン病診断基準(案)では副所見の「広範囲にみられる不整形潰瘍~類円形潰瘍またはアフタ」が認められ,さらに主要所見の非乾酪性類上皮細胞性肉芽腫(以下,肉芽腫)が検出されればクローン病確診とされる.しかし,肉芽腫の検出率は必ずしも高いとは言えず,偽診例となっている症例が少なからず存在する.今回我々は初診時の大腸内視鏡検査(以下,CS)でアフタ性病変を主体とする亜びまん性大腸炎を認め,発...

第55回日本消化器病学会大会大腸-IBD1

潰瘍性大腸炎の長期経過中,短期間にsporadic carcinomaの異時性多発を認め,DALMとの鑑別を要した一例
對田 尚(千葉労災病院・内科)
症例は65歳男性.発症後30年を経た全大腸炎型潰瘍性大腸炎患者であり,臨床的には寛解状態で経過していた.サーベイランスの大腸内視鏡検査で直腸にpolypoid lesionを認め,内視鏡及び生検結果からsporadic adenomaを疑いEMRを施行した.病理結果は粘膜内に限局するcarcinoma in adenomaで,sporadic tumorに矛盾しない所見として経過観察の方針とした....

第55回日本消化器病学会大会大腸-IBD1

潰瘍性大腸炎の治療経過中にメサラジンアレルギーによる増悪をきたした一例
山口 敏史(城山病院)
【症例】51歳,男性.【主訴】下痢,発熱【現病歴】便潜血反応陽性を指摘されたため,当科を紹介され受診した.一日数回の下痢があり大腸内視鏡(CS)を行ったところ直腸では血管透見は消失し,びらん,膿性白苔を伴う粗造な粘膜を認め,直腸炎型の潰瘍性大腸炎と診断.メサラジン内服により改善傾向を示したが,2週間後より下痢回数の増悪を認め,メサラジン注腸を追加とした.翌日より心窩部痛が出現し,下痢回数も増悪し,...

第55回日本消化器病学会大会大腸-IBD1