セッション

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当院における小腸内視鏡症例の臨床検討
杉村 美華子(国立仙台医療センター・消化器内科)
【背景】小腸内視鏡の普及により,以前は困難であった小腸病変の観察が可能となり,診断,治療に関与できるなど有用性が示されている.【目的】当院におけるダブルバルーン内視鏡検査(以下DBE)施行症例の現状を把握し,臨床検討を行うことを目的とした.【対象】当院において2010年11月から2013年2月までにDBEを施行した21例28件(経口16件,経肛門11件,外科術中例1件)を対象とした.【結果】DBE...

第55回日本消化器病学会大会小腸-バルーン内視鏡

ダブルバルーン小腸内視鏡検査(DBE)導入初年度に当院で施行した28例の検討
山岡 正治(茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター・消化器内科)
【目的】当院では2012年4月にDBEを導入した.導入初年度に施行した症例を検討し問題点や本地域の必要性等を検討した.【方法】2012年4月から2013年3月まで当院にてDBEを施行した28件(23例)について検討した.【結果】平均年齢63歳(26-82歳),男女比(13:10).DBEの適応は原因不明の消化管出血(OGIB)8例(35%),手術(再建術)後の黄疸8例(35%),腫瘍疑い4例(17...

第55回日本消化器病学会大会小腸-バルーン内視鏡

ダブルバルーン内視鏡が診断に有効であったblind loop症候群の2例
串間 美幸(宮崎大附属病院・1内科)
【背景】胃全摘後の合併症予防目的で再建法の様々な工夫がなされているが,術後遠隔期の合併症としてblind loop症候群が挙げられる.再建腸管の経路・管腔内の状況に関して,一般的な上部消化管内視鏡スコープやX線造影での検査では正確な診断は困難であるが,今回,我々はダブルバルーン内視鏡(DBE)を用い,診断に至ったblind loop症候群を2例経験したため,報告する.
【症例1】70歳代,女...

第55回日本消化器病学会大会小腸-バルーン内視鏡

当院におけるダブルバルーン内視鏡の現況
福本 晃(尾道総合病院・消化器内科)
【はじめに】ダブルバルーン内視鏡(DBE)の登場により,小腸疾患の診断において大きな進歩がみられた.また,術後腸管のERCP(DB-ERCP)および,癒着などによる大腸内視鏡挿入困難例にも応用可能(DB-CS)である.【目的】当院におけるDBE導入後の現況について報告する.【対象】当院において2009年4月から2013年3月に間にDBEを施行した84例(男性48例,女性36例,平均年齢67.9±1...

第55回日本消化器病学会大会小腸-バルーン内視鏡

ダブルバルーン内視鏡で治療しえた回腸pyogenic granulomaの1例
小林 健一(刈谷豊田総合病院・内科)
【症例】85歳,男性.主訴は体重減少.既往歴は虫垂炎で,NSAIDsの内服(-).H24年2月より体重減少があり,近医を受診.下血はみられず,上部消化管内視鏡では胃炎,注腸X線では大腸憩室・ポリープを認めた.血液検査ではHb7.1g/dlと貧血を認め,3月に当科に紹介・入院となった.鉄欠乏性貧血で消化管出血が疑われ,下部消化管内視鏡では,回腸末端まで観察し,Tのポリープを切除し過形成性ポリープであ...

第55回日本消化器病学会大会小腸-バルーン内視鏡

ダブルバルーン小腸内視鏡にて診断・治療し得た小腸pyogenic granulomaの1例
岡本 法奈(川崎幸病院・消化器病センター)
【症例】59歳女性【主訴】貧血,下血【既往歴】脳梗塞(抗血小板剤薬内服)【現病歴】突然の血便を主訴に当院に緊急入院となった.入院後造影CT検査および上下部消化管内視鏡を施行したが出血源はわからず,一旦外来で経過観察することとなった.しかしその後も貧血が進行し,黒色便を認めるようになったため,3か月後に再度入院となった.【経過】入院後造影CTおよび上部消化管内視鏡検査では前回同様出血源を同定できなか...

第55回日本消化器病学会大会小腸-バルーン内視鏡