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検索結果は7件です。

関節リウマチ患者におけるNSAIDs小腸粘膜傷害に対するメサラジンの有用性および粘膜傷害のリスク因子に関する検討
井上 隆弘(大阪大大学院・消化器内科学)
【目的】関節リウマチ(RA)においては,関節腫脹や疼痛に対してNSAIDsが治療初期から用いられることが多いが,小腸粘膜傷害のリスク因子や治療法は確立していない.メサラジンは活性酸素やLTB4を抑制し,動物実験における改善効果が報告されている.そこで,NSAIDs服用RA患者において,1)メサラジンの小腸粘膜傷害に対する改善効果を検討すること,2)小腸粘膜傷害のリスク因子を明らかにすること,を目的...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害

当院においてOGIBと診断されシングルバルーン小腸内視鏡検査を施行した高齢者症例の臨床的検討
高山 政樹(近畿大・消化器内科)
【背景・目的】高齢者のOGIB(原因不明の消化管出血)は若年者に比べて血管病変が多く服薬症例が多い.特に近年,高齢者においてNSAIDsや抗血栓薬の服薬症例が多くなってきている.そこで今回我々は当院でOGIBと診断されシングルバルーン小腸内視鏡検査(SBE)を施行された高齢者症例について臨床的検討を行った.【方法】対象は2005年7月から2013年1月において当院でOGIBと診断されSBEを施行さ...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害

NSAIDs起因性小腸出血の一例
田中 宏典(新宮市立医療センター・内科, 和歌山県立医大・1内科)
症例:50歳男性.主訴:腹痛・発熱.既往歴:18歳頃より不明熱・下血を繰り返していたが原因は不明であった.2012年8月上旬歯科治療後に発熱・疼痛が続き,近医処方のジクロフェナクナトリウムを6T/日で内服していた.8月中旬左上腹部痛と下血が出現し,当科受診し十二指腸炎の診断にて入院加療となった.来院時,左上腹部に軽度圧痛を認め,血液検査にてWBC 12700/μL,CRP 12.51 mg/dLと...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害

カプセル内視鏡検査を用いた高齢者におけるNSAIDs・LDAに起因する小腸粘膜傷害の検討.
鳥井 淑敬(藤田保健衛生大坂文種報徳會病院・内科)
【目的】CEを用いて高齢者におけるNSAIDs,LDAの服用による薬剤起因性小腸粘膜傷害についての検討と,通常型のNSAIDsとCOX-2選択的阻害薬を服用している患者における小腸薬剤性粘膜傷害の2項目についての検討を行った.【対象と方法】対象は当院で実施したCE75例の中で,65歳以上の高齢者のCE症例49例について検討した.その中で,NSAIDs服用群(NSAIDs群)19例とLDA服用群(L...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害

高齢者におけるNSAIDs起因性小腸粘膜障害のカプセル内視鏡による検討
表 静馬(国立福山医療センター・内科)
【目的】近年,カプセル小腸内視鏡(VCE)の登場により,小腸の非侵襲的検索が可能となり低用量アスピリンを含むNSAIDs(以下NSAIDs)による小腸粘膜障害を発見する機会が増加している.一方で高齢化に伴いNSAIDsを服用する高齢者に対しVCEを施行する機会も増加している.今回我々はNSAIDsが起因する高齢者の小腸粘膜障害について,非高齢者及び非NSAIDs内服者と比較検討することで検証したの...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害

NSAIDs長期内服中の高齢者における小腸粘膜傷害の特徴-当科におけるカプセル内視鏡施行例の検討から-
中野 誠(広島大病院・内視鏡診療科)
【背景と目的】高齢者におけるNSAIDs起因性小腸粘膜障害の実態は不明な点が多い.今回,高齢者におけるNSAIDs起因性小腸粘膜傷害の臨床的特徴を非高齢者と比較し検討する. 【対象と方法】2006年4月から2012年1月までに当科でカプセル内視鏡検査 (CE) を施行した全1020例のうち,3ヶ月以上NSAIDs (アスピリン内服例は除く) を内服中で,他疾患による小腸病変が除外された69例 (全...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害

シングルバルーン小腸内視鏡によって手術を回避し得た多発するNSAIDs小腸潰瘍の一症例
西田 悠(川崎病院・消化器内科)
【症例】71歳,男性【既往歴】2型糖尿病,高脂血症【現病歴】平成24年9月中旬に自転車で転倒し左アキレス腱断裂により当院整形外科入院し件縫合術を施行.第7病日に腹痛が出現し,小腸イレウスを指摘され当科へ転科.【入院経過】転科後絶食にて経過観察するも改善なく第9病日にイレウスチューブを挿入.速やかに症状改善し第14病日にイレウス解除を確認しチューブを抜去.しかし,食事開始するとイレウス再発.第20病...

第55回日本消化器病学会大会小腸-NSAIDs小腸粘膜傷害