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検索結果は5件です。

当院において胃ESDを施行した抗血栓薬服用者の検討 新ガイドラインの安全性の評価
川口 章吾(青森市民病院・消化器内科, 弘前大大学院・消化器血液内科学)
【背景】新しく抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン(以下,ガイドライン)が発行されたが,治療内視鏡を行う際の安全性については十分に検討がなされていない.【目的】抗血栓薬服用者における胃ESDの安全性を検討すること.【方法】平成22年8月から平成25年1月までの期間に当院で胃ESDが施行された216例,232病変(早期胃癌141病変,胃腺腫92病変)を対象とした.術翌日か翌々日にsec...

第55回日本消化器病学会大会胃-抗血栓薬1

当院における抗血栓薬の生検後再開時期の統一化
伊藤 紗代(東邦大医療センター大橋病院・消化器内科)
【目的】昨年“抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン”が作成され,抗血栓薬の休薬期間について詳細に記載された.一方,再開時期については「内視鏡的に止血が確認できた時点からとする」と記載され,消化器内視鏡ガイドライン(第3版)と同様,日数などの明確な取り決めはなかった.近年,心疾患や脳血管障害の二次予防に対する抗血栓療法例が増加している.休薬期間が長くなると血栓塞栓症などの致死的合併症を...

第55回日本消化器病学会大会胃-抗血栓薬1

上部消化管内視鏡生検時の抗血栓薬の休薬状況および生検後出血に関する検討
荒 誠之(東北大・消化器内科)
【背景】「抗血栓薬内服者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」が今年の7月に発表され,これまでの抗血栓薬休薬による出血予防重視の方針から,抗血栓薬休薬による血栓塞栓症発症への配慮が必要となった.当科ではガイドライン改訂以後,十分なinformed consentや可能な限りの処方医の許可を前提として抗血栓薬単剤内服者は休薬なしでの生検を可とし,2剤以上の内服者でも極力休薬なしで生検可とする指針を作...

第55回日本消化器病学会大会胃-抗血栓薬1

当院における新抗血栓薬ガイドライン導入後の胃ESDの検討
河相 直樹(大阪警察病院・内科)
【背景と目的】『抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン』(以下新GL)では出血より血栓症対策を重視している.当院において新GL導入前後の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の短期成績を検討した.【対象と方法】2003年~2013年に胃ESDを施行した722病変から抗血栓薬服用者の179病変(24.8%)を対象とした.抗血栓薬の内訳は,ワーファリン(以下Wa)21,アスピリン64,プレタール...

第55回日本消化器病学会大会胃-抗血栓薬1

低用量アスピリン服用者における上部消化管粘膜傷害の継年的変化について―2005-06と2010-11の比較―
山本 貴嗣(帝京大・内科)
【背景】低用量アスピリンによる上部消化管傷害は近年広く周知されるところとなり,酸分泌抑制薬の予防投与が保険適応されるなど対策も進みつつある.しかし高齢化の進行などリスク因子の増加もあり,実際に消化管傷害の頻度がどのように変化しているかは不明である.【方法】当科で2005-6年及び2010-1年に上部消化管内視鏡(内視鏡)を行った全症例の中から低用量アスピリン常用者を選び,胃潰瘍治療薬併用の状況及び...

第55回日本消化器病学会大会胃-抗血栓薬1