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検索結果は5件です。

緩徐導入(slow induction)法による安全なプロポフォール鎮静法:咽頭機能の評価から
桐山 真典(社会保険群馬中央総合病院・外科)
【目的】胃ESDを含む治療内視鏡には安全な安定した鎮静が必要である.より安全なプロポフォール鎮静を確立するため,緩徐導入(slow induction)法について評価した.【方法】胃ESDを行う14例の早期胃がん患者を対象とした.全例緩徐導入(slow induction)法で行い,投与開始時よりプロポフォール3mg/Kg/hとし,ボーラス(急速静注)投与は行わなかった.1%デュプリバンキット(ア...

第55回日本消化器病学会大会胃-鎮静1

BIS/TCIシステムを用いたESDにおけるプロポフォール鎮静
今川 敦(三豊総合病院・消化器科)
【目的】ESDにおけるプロポフォール鎮静法として当院ではTCIポンプを使用し,モニタリングにBISモニターを併用するBIS/TCIシステムを導入してきた.同システムを用いたプロポフォール鎮静の安全性を検討した. 【方法】対象は2009年5月から2013年2月までに行った食道・胃ESD250症例(292病変).全例でBIS/TCIシステムを用いたプロポフォール鎮静を行った.TCIでのプロポフォール予...

第55回日本消化器病学会大会胃-鎮静1

胃ESDにおけるプロポフォール鎮静法と唾液アミラーゼ活性測定を用いた鎮痛法の術中併用管理の工夫
上里 昌也(千葉大・先端応用外科)
【はじめに】プロポフォールには麻酔深度を調節しやすい特徴がある.しかし,その切れ味の良い薬剤だけに患者の状態を十分に把握する必要がある.我々は,ミダゾラムを使用したESD中の患者疼痛ストレスを,交感神経の興奮度(血中ノルエピネフリン濃度)と相関する唾液アミラーゼ活性値 (sAMY)を用いて評価し報告してきた.プロポフォール下にsAMYを測定することで,ESD患者の疼痛管理に寄与できるかを検討する....

第55回日本消化器病学会大会胃-鎮静1

有床診療所での胃ESD時におけるプロポフォール鎮静の安全性の検討
鏑木 大輔(しらかわ診療所・群馬消化器内視鏡医療センター)
【はじめに】 近年,内視鏡治療時のプロポフォールを用いた鎮静の有用性が報告されている.しかし麻酔深度の調整し易さ・投与中止後覚醒の良好さなどプロポフォールには優れた点がある一方で,心肺機能抑制などの合併症も起こりうる.今回我々が経験した胃ESDの術中鎮静合併症を分析し,プロポフォール鎮静の安全性について検討した.
【対象と方法】当院にて2006年4月から2012年10月までにプロポフォール鎮...

第55回日本消化器病学会大会胃-鎮静1

ESDにおけるプロポフォールの有用性
平野 正明(新潟県立中央病院・内科)
【目的】ESDは長時間の術時間を要する場合があり,安定した鎮静はESDの完遂に関わる重要な要素である.当科では当初鎮静目的のミダゾラムを使用してきたが,脱抑制による体動の問題があり現在ではプロポフォールの使用も行っている.今回,プロポフォール導入による有用性・安全性について検討した.【対象と方法】[検討1]:胃ESDが技術的に安定した2008年1月から2012年12月までの814症例のうち経験数5...

第55回日本消化器病学会大会胃-鎮静1