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検索結果は5件です。

早期胃癌に対するESD後追加切除のリンパ節転移率についての検討
奥薗 徹(仙台厚生病院・消化器内視鏡センター)
【背景・目的】ESDの治療件数の増加に伴い,ESD後の病理結果で適応外病変と判明する症例も増加している.しかし,ESDを施行した適応外病変のリンパ節転移率は明らかではなく,臨床の場では追加手術の要否に迷うことも少なくない.そこで適応外病変と診断された症例の追加手術のリンパ節転移率および適応外病変で経過観察を行った症例の遺残・再発率を検討した
【対象・方法】2004年11月から2012年12月...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績2

当院における早期胃癌に対するESD治療成績の検討
滋野 聡(大阪府立急性期・総合医療センター・消化器内科)
【背景・目的】胃癌治療ガイドラインでは,生命予後に関して適応拡大ESDが外科切除と同等以上の成績が得られるならば,今後標準治療がESDとなり得るとされる.当院で施行した早期胃癌ESD症例の患者背景,予後を明らかにし,現行のガイドラインの妥当性を検討する.【方法】2007年1月から2012年3月までに当科でESDを施行した早期胃癌262症例を対象とした.術後病理結果での適応病変は133例(51%),...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績2

当院における早期胃癌に対するESD治療成績の検討
岡田 雄介(京都第二赤十字病院・消化器内科)
【背景・目的】近年,早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は急速に普及し,標準治療の一つとなった.今回当院で施行した早期胃癌に対するESD症例につき検討した.【方法】2007年1月から2013年2月までに当科でESDを施行した早期胃癌472症例548病変を対象とし,治療成績を検討した.性別は男性324例,女性148例,年齢中央値72(39-91)歳であった.【結果】腫瘍径中央値13(1-...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績2

胃ESD後に遠隔転移再発をきたした症例の検討
宮澤 正樹(富山県立中央病院・内科)
【背景】胃ESDは病変の確実な一括切除を目的とした手技であるが,適応拡大に伴い再発も一定頻度で認められる.再発様式としては局所再発が一般的であるが,遠隔転移再発は稀である.【目的】胃ESD後に遠隔転移再発をきたした症例の臨床的検討を行うこと.【方法】対象は2003年7月から2013年2月までに胃ESDを施行した1229例.うち遠隔転移再発をきたした2例の臨床病理学的特徴を検討した.【症例1】75歳...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績2

胃ESD後の局所残存・再発についての検討―3施設で施行した1123例の検討からー
豊川 達也(国立福山医療センター・消化器科)
【目的】ESDは一括で病変を切除可能であることから,消化管腫瘍性病変に対する治療として広く受け入れられ,特に胃についてはほぼ標準化されたと言っても過言ではない.ESDの普及により残存・再発は激減したと思われるが皆無となったわけではなく,また長期経過についてはまだ明らかとはなっていない.今回我々は多数症例を長期経過観察することにより,その局所残存・再発について検討したので報告する.【方法】対象は20...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績2