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検索結果は6件です。

当院における瘢痕併存早期胃癌に対するESDの治療成績
向 克巳(鈴鹿中央総合病院・消化器内科)
【目的】今回我々は,当施設での瘢痕併存早期胃癌に対するESDの治療成績について検討を行った.【方法】2004年8月より2013年1月までに早期胃癌ESDを施行した487例518病変で検討を行った.潰瘍瘢痕を伴う75病変(UL+群)を対象とし,潰瘍瘢痕を伴わない残る443病変(UL-群)と治療成績や偶発症について比較検討を行った.UL+は,内視鏡的に潰瘍もしくは壁集中を認めるか,剥離時に粘膜下層の線...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績3

当院における高齢者に対する早期胃癌ESDの検討
山下 允孝(防衛医大病院・2内科)
【目的】近年高齢化社会の進行とともに,高齢者に対して早期胃癌ESDを行う機会が増加している.高齢者は様々な基礎疾患の併存もあり,偶発症のリスクも高いとされる.そこで今回当院での高齢者早期胃癌ESDの治療成績を検討した.【方法】2007年1月から2013年2月までに早期胃癌に対してESDを施行した303例を対象とした.80歳以上を高齢者群(68例),80歳未満を非高齢者群(235例)と定義し,治療成...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績3

当院における早期胃癌適応外病変に対するESD短期予後の検討
川上 武志(帯広厚生病院・消化器科)
【はじめに】早期胃癌の治療として開発されたESDは外科的胃切除と比較し侵襲が少なく,胃の機能を温存出来る事,詳細な病理学的検討が可能な事などの利点がある.これに伴い,日本胃癌学会ガイドライン適応外病変に対するESD施行例も増加している.【目的】当院における日本胃癌学会ガイドライン適応外病変に対するESD短期予後を検討すること.【対象と方法】2008年5月から2012年12月までに当院で早期胃癌の診...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績3

早期胃癌ESDにおける術前適応設定と最終診断の解離
柳井 秀雄(国立関門医療センター・臨床研究部)
背景: 胃ESDにおいて,その期待される効果を予測する事は,説明同意において重要である.方法: 演者らは,以前の予備的検討(Gastrointest Endosc 2004;60:771-7)の結果から,胃EMR, ESDの術前適応を,生検組織分類・EUS深達度分類により,術前良悪性境界領域病巣(Group III-IV, 2-4)・術前根治的適応(生検分化型かつEUS-M)・術前診断的適応(生検...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績3

当院の85歳以上超高齢者に対する胃ESDの現状
村山 実(流山中央病院・外科)
【目的】現在高齢者においても胃ESDは標準的治療として施行されているが,重篤な全身合併症の報告も散見されるため,85歳以上の超高齢者に対する安全性については不明な点が多い.そこで今回は当院での超高齢者に対する胃ESDの現状について検討を行った.【対象と方法】2010年4月~2013年2月の期間に当院で胃ESDを施行した75歳以上の高齢者は34例41病変.それらを85歳以上の超高齢者11例14病変(...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績3

当センターにおける治療困難部位の胃病変に対するESDの現況
浦出 伸治(手稲渓仁会病院・消化器病センター)
【背景】ESDの利点は,病変の大きさや部位に関わらず,病変を確実に一括切除することが可能であることである.しかし,病変の部位によっては,その解剖学的特徴の違いのため,ESDの難易度に差がある.【目的】一般的に治療困難とされる部位の胃病変に対するESDの治療成績について検討する.【対象】2003年7月から2012年12月までに当センターでESDを施行した胃上皮性腫瘍585例を対象とした.噴門部,穹隆...

第55回日本消化器病学会大会胃-ESD治療成績3