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検索結果は5件です。

分化型・未分化型組織混在胃癌に対するNBI併用拡大観察の有用性と問題点
小牧 祐雅(鹿児島大大学院・消化器疾患・生活習慣病学)
【背景・目的】未分化型早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(以下ESD)は,多施設共同試験が進められているが,混在型早期胃癌の取り扱いについては検討段階である.今回,我々は当科でESDを施行した早期胃癌症例を解析し,混合型早期胃癌に対するNBI併用拡大観察(以下NBI-ME)の有用性及び治療成績を検討し,同疾患の問題点を明らかにすることを目的とした.
【方法】2009年1月から2013年1...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE1

胃MALTリンパ腫の拡大内視鏡所見,特にNBIおよび酢酸併用の有用性について
田野 俊介(三重大附属病院・光学医療診療部)
【目的】胃mucosa-associated lymphoid tissue(MALT)リンパ腫は胃炎に類似した形態を示し診断が困難な場合がある.また治療後も治療前と同様の萎縮様粘膜を呈し,遺残の有無の診断が困難な場合もある.一方で近年拡大内視鏡はNBIなどの画像強調を併用し胃炎,早期胃癌の診断に広く用いられてきている.今回我々は胃MALTリンパ腫のNBIおよび酢酸散布を併用した拡大内視鏡所見につ...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE1

早期胃癌NBI拡大観察におけるシアン調血管の重要性の検討
濱本 英剛(仙台厚生病院・消化器内視鏡センター)
【背景・目的】NBI拡大観察でWhite Zone(WZ)が見えない分化型早期胃癌は未分化型癌と診断されがちである.このような病変でしばしばシアン調血管が視認されることに我々は着目した.シアン調血管が視認される場合,粘膜が薄いと推測されるが未だ証明されていない.一方,WZが見えない場合,腺窩が浅い,あるいは窩間部が狭いことは報告されている.そこで,シアン調血管の有無と粘膜厚,腺窩の深さ,窩間部の広...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE1

当院における早期胃癌ESD前・範囲診断の検討~NBI観察と酢酸インジゴカルミン法の比較
中村 真也(市立三次中央病院・内科)
【目的】早期胃癌の範囲診断としてNBI観察や酢酸インジゴカルミン法(AI法)が用いられているが,これらの方法を用いても範囲診断困難例を認める.当院における各法の範囲診断能について検討した.
【方法】対象は2010年10月~2012年12月まで当院で精査内視鏡後にESDを施行した表面型早期胃癌で各画像所見が揃う51症例,53病変(IIa25,IIb1,IIc27例,分化型50,未分化型3例)....

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE1

NBI拡大内視鏡観察における組織混在型早期胃癌診断の可能性
坂 暁子(新潟県立吉田病院・消化器内科)
【目的】組織混在型早期胃癌は組織単独型早期胃癌に比し,SM浸潤や脈管侵襲や転移が多く,生物学的に悪性度が高いと理解されている.これら組織混在型早期胃癌をNBI拡大内視鏡観察で診断し得るか,またその拡大像を検討したので報告する.【方法】検討症例は通常内視鏡では粘膜内癌(M癌)と診断しESDを行った胃癌190例とM癌と診断したがリンパ節腫大があり外科手術を行った1例である.手術症例のリンパ節はschw...

第55回日本消化器病学会大会胃-IEE1