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20mm未満の粘膜下腫瘍に対する大径小径生検鉗子を用いたボーリング生検の有用性
齊藤 俊介(福山市民病院・内科)
【背景】粘膜下腫瘍は正常粘膜に覆われ,通常の生検では組織採取できず.組織診断は容易ではない.また2008年に策定されたSMTの診断指診によれば,GISTと診断がつけばサイズに関わらず絶対的手術適応となっている.EUS-FNABにより,サイズの大きなSMT病変に対して組織診断は可能であるが,20mm未満の大きさではストロークも十分にとれず,組織採取も困難である.【目的】我々は以前より食道,胃,十二指...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT2

当院における胃・十二指腸カルチノイドの臨床病理学的検討
小坂 崇(岩手医大・消化器・肝臓内科)
【目的】胃・十二指腸カルチノイドにおける当院での切除症例を基に治療成績,内視鏡切除の適応を検証すること.【方法】2002-2013年に切除した胃カルチノイド7例(平均年齢62.0歳,男性5例,女性2例),十二指腸カルチノイド6例(平均年齢61.3歳,男性5例,女性1例))を対象とした.内視鏡治療基準は,胃では10mm以下の少数のRindi分類TypeI病変,十二指腸では球部の10mm以下とした.【...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT2

非典型的内視鏡像を呈した消化管神経内分泌腫瘍の1例
紺田 健一(昭和大病院・消化器内科)
【症例】81歳,女性.子宮癌術後で当院婦人科通院中にCEAの上昇を認め,精査目的で当科紹介となった.上部消化管内視鏡検査では胃体中部前壁に約20mm大の褪色調の陥凹性病変を認めた.インジゴカルミン散布下観察では陥凹は明瞭であるものの,NBI拡大観察では陥凹内に明らかな微小血管構築像を認めず,一部で粘膜上皮下にシアン調の拡張した血管を認めることから,粘膜下腫瘍の存在が疑われた.超音波内視鏡検査で腫瘍...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT2

胃カルチノイド腫瘍の臨床的取扱いにおける病型分類の有用性
金城 譲(国立がん研究センター中央病院・内視鏡科)
【目的】胃カルチノイド腫瘍は,2010年のWHO分類の改定にてKi-67指数2%以下のneuroendocrine tumor , grade 1(NET G1)と3~20%のgrade 2(NET G2)とに分類することになった.胃カルチノイド腫瘍の臨床的取扱いにおけるWHO分類(2010)を含む病型分類の有用性について検討する.【方法】1997年から2012年までに当院で経験した23例の胃カル...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT2