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検索結果は4件です。

粘膜下トンネルbloc生検法で得られた消化管粘膜下腫瘍の直視下内視鏡像の検討
小原 英幹(香川大附属病院・消化器・神経内科)
【背景】消化管粘膜下腫瘍,以下SMTにおいて内視鏡直視下での色調,性状,硬さなどの腫瘍表面像(Endoscopic direct imaging: EDI)の特徴は未だ明らかにされていない.我々は,粘膜下トンネル法を用いて直視下にSMTを視認し,ブロック組織採取する手法として粘膜下トンネルbloc 生検法の有用性を報告してきた(Endoscopy.2012;44:197-8,Gastrointes...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT3

EUS-FNAによってGISTのリスク分類診断は可能か?
馬淵 正敏(岐阜大・1内科)
【背景】消化管粘膜下腫瘍(SMT)はEUS-FNAの主な適応の一つであるが,その代表的な疾患であるGastrointestinal stromal tumor (GIST)の診断においては,免疫組織学的な検討がその確定診断,リスク分類を用いた悪性度評価に必要となる.しかし,一般に用いられている22-gauge針ではしばしばこれらの検討を行うのに十分な検体量の採取が困難である.【目的】大口径針(19...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT3

当院における胃粘膜下腫瘍に対するEUS-FNAの現状
村田 真衣子(大阪警察病院・内科)
【背景・目的】消化管粘膜下腫瘍(SMT)に対する病理学的診断にEUS-FNAが有用であることは広く知られている.現在,我々もEUS-FNAを積極的に行っており,現状について報告する.【対象・方法】2009年10月から2013年2月の間に当科でEUS-FNAを施行した消化管SMT25例のうち,胃SMT22例を対象とし,背景因子,組織採取率,病理診断,治療法,FNA診断と最終病理診断の一致率(正診率)...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT3

消化管粘膜下腫瘍(SMT)に対する粘膜切開直視下生検の検討
俵谷 伸(秋田大・消化器内科)
【背景・目的】消化管粘膜下腫瘍(SMT)の診断においてEUS-FNAによる診断の有用性が多数報告されている.一方でEUS-FNAでは免疫組織染色を実施するための十分な組織が採取できない場合や,胃SMTでは病変部位,サイズにより穿刺自体が困難な例,食道SMTでは周囲臓器穿刺の危険があるなどの問題が挙げられる.またEUS-FNAに必要な機器を導入している施設が少ないのも課題の一つである.近年,SMTの...

第55回日本消化器病学会大会胃-SMT3