セッション

検索結果は6件です。

食道ESD後の発熱症例の検討
川田 登(静岡がんセンター・内視鏡科)
【目的】食道ESD症例では,明らかな術中偶発症がない場合でも,治療後に発熱を呈することがしばしばある.しかし,食道ESD後の発熱の要因や臨床経過は不明である.食道ESD後の発熱に関連する因子を検討し,臨床経過を明らかにすることを目的とした.【方法】2005年から2011年までの期間に,当院で食道ESDを施行した症例のうち,術中穿孔や誤嚥性肺炎,縦隔気腫を合併した15症例を除いた364例を対象とした...

第55回日本消化器病学会大会食道-ESD1

食道ESDに対するSBナイフJr. typeの使用経験
稲生 優海(横浜労災病院・消化器病センター)
【目的】食道ESDは,管腔が狭く視野が確保しにくいことから,ESD初学者でも比較的使用しやすいSBナイフが有用であるが,SBナイフshort typeでは,粘膜切開にITナイフや先端系処置具を使用するため,2つの処置具を要し,コストの点で問題があった.当院では2011年11月より,粘膜切開・剥離・止血のいずれも可能であるSBナイフJr. type単一で食道ESDを施行している.今回,食道ESDにお...

第55回日本消化器病学会大会食道-ESD1

食道内視鏡的粘膜切除術後のPPI投与の有用性:多施設前向きランダム化比較試験
松浦 倫子(大阪府立成人病センター・消化管内科)
【目的】現在,食道癌の内視鏡的粘膜切除術(ER)後にプロトンポンプ阻害薬(PPI)やH2受容体拮抗薬(H2RA)などの制酸剤を投薬した方が良いかどうか定かで はない.本研究の目的は,食道癌ER後のPPI投与が術後の胃食道逆流症(GERD)症状を改善するかどうかを検証することである.【方法】対象は食道ERを受ける深達度Mの扁平上皮癌例で,内視鏡的逆流性食道炎またはGERD症状がなく,ER後潰瘍の長径...

第55回日本消化器病学会大会食道-ESD1

当科でESDを施行した食道胃接合部腺癌の6例
中島 孝治(宮崎大附属病院・1内科)
【目的】当科でESDを施行した食道胃接合部腺癌6症例を検討する
【方法】2008年1月から2012年12月までにESDを施行したSiewert type2の食道胃接合部癌6症例6病変を対象に,背景,成績,偶発症,経過を検討した.なお,デバイスは全例IT-2を使用した.
【結果】1)背景:平均年齢70.8歳(66-80歳)で,男性4例女性2例であった.肉眼型は0-IIaが5例,0-IIc...

第55回日本消化器病学会大会食道-ESD1

食道癌化学放射線療法後局所遺残再発に対するサルベージ内視鏡治療の検討
中村 理恵子(慶應義塾大・内視鏡センター)
(はじめに)食道癌治療化学放射線療法(CRT)治療後に局所遺残再発が一定の頻度で発生する.局所遺残再発治療としてのサルベージ手術は手術関連有害事象と死亡率が高く一般的治療とされていない.一方,局所遺残再発治療としてのサルベージ内視鏡治療(EMR/ESD)の安全性は高く長期成績も一般に良好であると報告されている.われわれは,CRTもしくは放射線治療(RT)後局所遺残再発病変がEP-SM2と推測されリ...

第55回日本消化器病学会大会食道-ESD1

表在型食道癌に対するESDの予後の検討
鈴木 建太朗(京都府立医大・消化器内科)
【目的】表在型食道癌に対する内視鏡治療も適応病変(EP-LPM)に加え,相対的適応病変(MM-SM1)に対しても選択される症例が増えている.当院における表在型食道癌に対するESDの成績を検討し留意点を明らかにする.【方法】2007年4月より2013年2月まで当科において食道ESDを施行し,最終組織診断において扁平上皮癌であった173症例(平均年齢 68.5歳,男性150例,女性23例,平均観察期間...

第55回日本消化器病学会大会食道-ESD1