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Stent Dysfunction予防を目的とした超音波内視鏡下胆管胃吻合術(EUS-guided Hepaticogastrostomy; EUS-HGS)における新規ステンティング法
小倉 健(大阪医大・2内科)
[背景・目的] EUS-HGSは経乳頭的ドレナージ不能例に対するPalliativeなドレナージ法として注目されているが,その偶発症であるステントの迷入や逸脱は,時として致死的である.これらの偶発症を回避するために当施設で工夫しているステント留置法(A法)について提示し,その成績を明らかにすることを目的とした.[対象と方法] 2012年6月から2013年2月まででEUS-HGSを施行した連続する1...

第55回日本消化器病学会大会EUSガイド下ドレナージ

当科におけるEUS下Rendezvous法の現状
井元 章(大阪医大・2内科)
【背景】近年EUSの登場により,胆膵疾患における内視鏡的治療の占める割合はますます増えている.【目的】当科におけるEUS下Rendezvous法の実際とその成績を報告する.【対象】2012年4月~2013年2月までに,選択的胆管挿管が困難であった症例に対してEUS下Rendezvous法を用いて処置を行った7例と,同時期に初回胆管挿管を試みたERCP症例76例の計83例を対象とした.【方法】当科で...

第55回日本消化器病学会大会EUSガイド下ドレナージ

超音波内視鏡下胆管胃吻合術における金属ステントの腹腔内展開に対するTandem stenting
濱田 毅(東京大・消化器内科)
悪性胆道閉塞に対するself-expandable metal stent (SEMS)留置は広く行われている.超音波内視鏡下胆管胃吻合術(EUS-guided hepaticogastrostomy [EUS-HGS])は経乳頭的あるいは経十二指腸的に胆管ドレナージが行えない症例での有用性が報告されている.しかし,前方斜視となるconvex型超音波内視鏡ではSEMS展開の観察が不十分となり易く,...

第55回日本消化器病学会大会EUSガイド下ドレナージ

ESBD時代のプレカットの現状:プレカット施行例と困難例について
藤島 裕耕(山本組合総合病院・消化器科)
【目的】胆膵の診断,治療内視鏡手技において胆管へのアプローチは必須である.胆管アプローチ困難例に対し各種方法が試みられ有用性が報告されている.最近はコンベックス型EUSを用いたESBDなど動向が注目されている.しかしESBDを除いた方法ではプレカットが内視鏡的な最終手段である.当科で胆管挿管困難例に対しプレカットを施行した症例を総括し検討する【方法】1.ノーマルカニューレ(先細カニューレ含)2.ス...

第55回日本消化器病学会大会EUSガイド下ドレナージ

腹腔鏡下胆嚢摘出術後の後区域枝完全切離に対してEUS下胆管ドレナージが有用であった1例
廣瀬 勝也(会津中央病院・消化器病センター)
<症例>症例は63才男性.平成23年心窩部痛にて当院受診.炎症反応の上昇,CTで胆嚢壁の不整な肥厚を認め,精査入院となった.ERCPで胆嚢管から後区域枝が分岐しており,胆嚢管は閉塞していた.急性胆のう炎および胆嚢の腫瘍性病変も否定できずopeとなった.腹腔鏡下胆嚢摘出術を試みたが,癒着高度で胆嚢管の同定困難で出血のコントロールも難しかったため,開腹術に移行した.しかし,術中に胆管損傷あり,損傷部位...

第55回日本消化器病学会大会EUSガイド下ドレナージ

健診の胸部X線異常を契機に発見された巨大な縦隔内膵仮性嚢胞に対して経胃的EUSガイド下ドレナージが奏功した1例
小林 克誠(筑波大附属病院・消化器内科)
【症例】50歳男性.若い頃から連日アルコール100g以上の大酒家.2007年,アルコール性重症急性膵炎にて入院.その後,膵仮性嚢胞破裂・汎発性腹膜炎を発症し,壊死組織除去術+洗浄ドレナージ術を施行された.2008年4月に膵尾部の嚢胞は3cmだったが,以後は通院を自己中断し,連日の飲酒を継続していた.その間,時折食事の際につかえ感を自覚していた.2012年7月,健診の胸部X線異常を契機に,膵尾部から...

第55回日本消化器病学会大会EUSガイド下ドレナージ