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検索結果は5件です。

EUS-FNAサンプルに対する標的検体確認照明器(Target sample check illuminator )の臨床応用
松本 和也(鳥取大附属病院・消化器内科)
【背景】最近では,膵腫瘤の診断にEUS-FNAが広く用いられている.EUS-FNAでの採取検体は微小で,かつ血液と混入していることが多く,サンプル中の標的検体の有無を肉眼的に判断することが困難なことが多い.酸化ヘモグロビンには,540 nmと585 nmに2 つのピークがあるので,特異的に吸収される波長を検索するために,各単波長のLED光を照射して,標的検体の存在を明らかにするために最適な条件をイ...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA3

導入初期施設における胆膵疾患に対するEUS-FNAの現況
三長 孝輔(日本赤十字社和歌山医療センター・消化器内科)
【目的】当院では2011年よりコンベックス型EUSを整備し,EUS-FNAを開始した.導入後の胆膵疾患における診断と治療の現況を報告する.【対象と方法】2011年1月から2013年2月の期間に胆膵疾患に対し,EUS-FNAを施行した68例を対象とし,成績(検体採取率,正診率,良悪性の鑑別における感度,特異度),早期偶発症,導入後の問題点や今後の課題について検討した.超音波内視鏡スコープはGF-UC...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA3

EUS-FNA後の膵仮性嚢胞の検討
加藤 洋子(北野病院・消化器センター)
【背景・目的】EUS-FNAは比較的安全な検査であり偶発症の頻度は1%程度と報告されている.今回我々は膵癌に対しEUS-FNAを施行し,遅発性に膵仮性嚢胞を形成した症例を2症例経験し,EUS-FNAの偶発症である可能性を考えた.膵仮性嚢胞の形成にEUS-FNAが関係しているのかを検討するために膵癌の自然経過中に膵仮性嚢胞を形成するかどうかを検討した.【方法】2006年1月より2013年3月にかけて...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA3

側孔付き穿刺針 EchoTipR ProCoreTMと従来針の適正検体採取及び診断能に関する比較検討
石田 祐介(久留米大・消化器内科)
【背景と目的】超音波内視鏡下穿刺吸引細胞診組織診(EUS-FNA)は近年本邦でも普及し,治療前診断において重要な位置を占めている.治療方針決定に組織診あるいは免疫染色が必要となる疾患もあり,EUS-FNAには適正な検体の採取が求められている.今回我々は側孔付き穿刺針である EchoTipR ProCoreTM (Cook Medical社製,以下ProC...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA3

一般地方病院の内科におけるEUS-FNAの導入
小野寺 学(網走厚生病院)
【背景】近年EUS-FNAが普及し,地方でも施行されるようになってきた.私は2010年5月から2病院(2010年度-釧路,2011-12年度-網走)でのEUS-FNAの導入を経験した.【目的】一般病院の内科におけるEUS-FNAの導入の現状と結果を報告し,内科におけるEUS-FNAの意義を検討すること.【対象と方法】対象は2010年5月から2013年2月までにEUS-FNAを施行した84例91病変...

第55回日本消化器病学会大会EUS-FNA3