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検索結果は4件です。

外来初診時から始める歯科と連携した消化器外科周術期口腔ケア
谷口 堅(長崎県島原病院・外科)
(背景)消化器外科手術症例の高齢化が進んでいる.術後廃用による身体機能低下,口腔内環境不良のため誤嚥性肺炎のリスクが高まる.術後消化機能はとくに上部消化管手術で低下し正しい咀嚼が重要だが,義歯の状態などに問題があることが少なくない.(目的)外科初診時から言語聴覚士(以下ST)による口腔審査を施行,必要があれば歯科による専門的治療を行い歯性感染症を予防する.(対象と方法)2011年2月以降手術目的に...

第55回日本消化器病学会大会その他-周術期管理 2

胃・大腸腫瘍に対して腹腔鏡下手術を用いた日本型ERASプログラムは安全で入院期間を短縮する
鈴木 裕(国際医療福祉大病院・外科)
【目的】昨今急速に導入が進んでいるERASは,本邦の消化管手術領域の治療目標と若干の差異がある.当院では腹腔鏡下胃・大腸手術症例に対し,医師,看護,栄養,リハビリ,薬剤,事務が連携する独自の日本型ERAS(5 Days discharge program:5DDP)を導入しているので,その安全生と効果について検討.【対象】2008年4月から2012年11月までに当院で胃および大腸疾患に対して腹腔鏡...

第55回日本消化器病学会大会その他-周術期管理 2

大腸癌術後予防抗菌薬の費用対効果の検討(FlomoxefとCefmetazoleとの比較 )
佐藤 寛丈(芳賀赤十字病院・外科)
【はじめに】本邦では予防抗菌薬としてFlomoxef(FMOX)とCefmetazole(CMZ)が汎用されている.医療費高騰の昨今,医療経済的な観点からの見直しも重要である.当施設では2012年1月からそれまで使用していたFMOX(1412円)からCMZ(519円)へと変更した.変更前と変更後のSSI発症率をretrospectiveに検討した.【対象】腹腔鏡手術と緊急手術症例を除外した2011...

第55回日本消化器病学会大会その他-周術期管理 2

消化器外科における閉腹時皮膚再消毒がSurgical Site Infection (SSI)発生に与える影響
佐々木 隆光(福岡大・消化器外科)
【背景】消化器手術は,腸管内容物や胆汁の暴露により他の領域の手術と比べ,SSI発生率が高い.今回我々は,開腹手術において閉腹時皮膚再消毒がSSI発生に与える影響を検討した.【方法】2009年3月から2012年11月までに当科で開腹手術をうけた36例を対象とした.平均年齢69.9歳,男女比23:13.閉腹時に皮膚を再消毒する群(18例)としない群(18例)に分け,両群とも創部を被覆剤で覆い,閉鎖式ド...

第55回日本消化器病学会大会その他-周術期管理 2