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検索結果は5件です。

ITPに対する腹腔鏡下脾臓摘出術の検討
高橋 遍(日立製作所日立総合病院・外科)
【目的】特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の治療において,ステロイド抵抗性の症例は脾臓摘出の手術適応である.脾腫を伴わない症例に対する腹腔鏡下脾臓摘出術は定形化が進んでおり,一般的な手術手技として普及している.当院では2孔式脾臓摘出術を行っており,その手術手技の成績と安全性を検討した.【方法】2010年7月~2013年1月の期間に当科でITPに対し2孔式脾臓摘出術を施行した5例について後向きに手術...

第55回日本消化器病学会大会その他-手術治療 2

高度癒着症例における単孔式内視鏡手術の有用性
渡邉 学(東邦大医療センター大橋病院・外科)
[目的]単孔式内視鏡手術(以下,TANKO)は,その高い整容性により急速に普及し,急性炎症疾患にまでその適応を拡大している施設もある.教室では現在まで130例のTANKO症例を経験しているが,整容性を唯一の利点とする特殊な術式と位置付け非炎症疾患に適応を限定している.しかし,上腹部手術既往症例や急性胆嚢炎などの高度癒着症例は,癒着により観察不可で通常の3もしくは4ポートの留置が出来ず,癒着剥離に難...

第55回日本消化器病学会大会その他-手術治療 2

当院における単孔式腹腔鏡下虫垂切除術(Single incision laparoscopic appendectomy)の手術手技と治療成績
眞弓 勝志(合志病院)
これまで当院では急性虫垂炎に対し3ポート法による腹腔鏡下虫垂切除術を施行してきたが,平成24年3月より単孔式腹腔鏡下虫垂切除術(Single incision laparoscopic appendectomy:以下SILA)を導入し,これまで14例に適応した.当院におけるSILAの手術手技と治療成績について報告する.【手術手技】体位は仰臥位とし患者左側に術者と腹腔鏡医が並んで立ち患者右側にモニタ...

第55回日本消化器病学会大会その他-手術治療 2

当科における単孔式脾摘術19例の経験とその標準化
三澤 健之(東京慈恵会医大・外科)
【背景・目的】当科では単孔式内視鏡手術(単孔)の適応拡大の一環として早くから良性疾患に対する単孔脾摘を導入,種々の工夫を加えてこれを標準化し,良好な成績を得ている.当科の単孔脾摘の臨床成績を提示し,その適応についても考案する.【対象】2009年12月から施行した単孔脾摘19例を対象とした.平均年齢38±16歳,男:7,女:12,対象疾患は特発性血小板減少性紫斑病7,嚢胞性病変3,脾良性腫瘍3,脾動...

第55回日本消化器病学会大会その他-手術治療 2

5mmポートからセプラフィルムを挿入する新規腹腔内挿入法(accordion fold method)の開発
中瀬 有遠(西陣病院・外科)
【はじめに】腹腔鏡手術でのセプラフィルムの貼付法はいくつか報告があるが,10mmポートを使用したものが多い.近年,単孔手術を含むReduced port surgeryが広く行われるようになり,5mmポートが主に使用されている.そのため,我々は5mmポートからセプラフィルムを腹腔内に挿入し貼付する新規挿入法(accordion fold method)を開発したので報告する.【方法】セプラフィルム...

第55回日本消化器病学会大会その他-手術治療 2