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検索結果は4件です。

保存的加療できた十二指腸憩室穿孔の2例
池西 一海(済生会御所病院・外科)
(諸言)十二指腸憩室は消化管憩室の中で結腸についで頻度が高いが,その穿孔は比較的まれである.われわれが医学中央雑誌で十二指腸憩室穿孔(会議録を除く)をキーワードとして1983年から2012年まで検索したところ本邦報告例は自験例を含め57例であった.(症例1)50代の女性.主訴は心窩部痛.既往歴は特になし.平成25年2月朝から急に心窩部の痛みを訴え近医受診された.腹膜炎の診断で当院紹介となった.上腹...

第55回日本消化器病学会大会十二指腸-症例 2

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会十二指腸-症例 2

リンパ節転移を伴った巨大十二指腸GISTの一切除例
猪股 研太(慶應義塾大・一般消化器外科)
(症例)51歳女性.2011年9月にタール便を認めたため当院受診.上部消化管内視鏡検査で十二指腸に壁外性圧排を認め,一部粘膜面より出血を認めたため内視鏡的に止血した.腹部CT検査にて,膵頭部背側から腸間膜に14×10×10cmの富血性の腫瘍を認めGISTが疑われた.他に明らかな転移は認めず,門脈合併切除を伴う亜全胃温存膵頭十二指腸切除を施行した.また,腫瘍は横行結腸と一塊となっており,横行結腸を合...

第55回日本消化器病学会大会十二指腸-症例 2

十二指腸神経内分泌腫瘍にて幽門輪温存/亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した3例
早崎 碧泉(伊勢赤十字病院・外科)
消化管神経内分泌腫瘍(GI-NET)は比較的稀な症例であり,診断・治療方針に難渋することも多い.今回我々は,十二指腸NETにて幽門輪温存/亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行された3例を経験したので文献的考察を加えて報告する.【症例1】36歳男性,主訴は心窩部痛・黒色便.GIFにて十二指腸球部~下行部にかけて20mmの粘膜下腫瘍指摘され当院へ紹介された.CT,MRIでも同部に内腔側に突出する隆起性病...

第55回日本消化器病学会大会十二指腸-症例 2