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ESD穿孔後に腹腔鏡下大腸切除術を施行した大腸癌4症例の検討
竹中 芳治(聖マリアンナ医大東横病院・消化器病センター)
【はじめに】大腸腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は,手技的難易度が高く,合併症としてある一定の頻度で穿孔が起こりうる.また,大腸穿孔に対する治療は外科的治療が一般的とされ,しばしば緊急開腹下に洗浄ドレナージ術や人工肛門造設術が施行されてきた.近年では内視鏡的治療による穿孔例に対して保存的治療を選択する報告も散見される.ESD穿孔後に腹腔鏡下大腸切除術を施行した大腸癌症例の治療と臨床経過...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 2

当院における大腸穿孔症例の検討
高須 香吏(信州大・消化器外科)
【目的】結腸・直腸穿孔は消化器外科領域の中でも緊急性が高く,早期手術や集中治療を行っても今なお死亡率が高い疾患の一つである.我々は当院で経験した大腸穿孔症例を評価した.【方法】2004年から9年間で手術を行った大腸穿孔例27例を対象とし,背景因子と治療成績を検討した.【成績】内訳は男性11例,女性16例で,平均年齢は71(27~91)歳だった.穿孔部位はS状結腸16例,上行結腸6例,直腸4例,下行...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 2

消化管永久ストーマ造設後の傍ストーマヘルニア発生の危険因子
船橋 公彦(東邦大医療センター大森病院・消化器センター外科)
【目的】傍ストーマヘルニア発生の危険因子を後向きに検討した.【対象と方法】2004年11月から2011年11月までに当科でAPRあるいはTPEを行った80例.検討項目:年齢,性,BMI,DMおよびCOPDの有無,開腹の既往,術式,緊急/予定,アプローチ(腹腔鏡/開腹),ストーマ造設経路(直接/腹膜外),術後創感染の有無,腹壁瘢痕ヘルニア合併の有無の12項目.【成績】78/80例(98%)が悪性腫瘍...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 2

急性虫垂炎の治療方針の検討
澤田 尚人(船橋市立医療センター)
【目的】現在当院では急性虫垂炎に関し,来院時所見に応じて異なる治療方針がとられている.近年,腹腔鏡下手術や待機手術を導入しており,これら治療方針ごとの成績を検討し,治療戦略を明らかにする.【方法】過去5年間に当院外科で治療した急性虫垂炎243例が対象.これらを治療方針ごとに,次のように分類.来院時に手術を行った緊急手術群(開腹49例,腹腔鏡25例の計74例),保存的治療が奏功した保存治療完遂群(1...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 2

進行卵巣癌に対する手術において消化器外科が関与した症例の検討
菅 隼人(日本医大・外科)
【はじめに】進行卵巣癌に対し初回手術時もしくは再発時に直腸等に癌浸潤がみられ婦人科と共同で手術を行った症例につき検討した.【症例】2002年1月から2013年2月までの期間に当院で術前の画像や術中所見において直腸浸潤や腸管穿孔ありと診断され消化器外科が関与した進行卵巣癌症例は10例であった.初発例6例の手術内容は,腹膜播種による腸閉塞の1例にバイパス術,播種による小腸穿孔の1例に腸管修復+腹腔ドレ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 2