セッション

検索結果は7件です。

大腸癌卵巣転移手術症例の検討
平山 一久(浜松医療センター・外科)
【はじめに】大腸癌卵巣転移のまとまった症例数の報告は少なく今回当院にて経験した8例について報告する.【対象と方法】1998年から2012年までに当院で手術を施行した大腸癌卵巣転移8例について臨床病理学的特徴について検討した.【結果】同時性卵巣転移1例,異時性7例.年齢:原発巣手術時均年齢は53歳(45-76歳),卵巣手術時54歳で,閉経前3例,閉経後5例だった.原発巣:上行・横行・下行結腸各1例,...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3

大腸癌における同時性腹膜播種の進行度分類および治療成績の検討
佐藤 美信(藤田保健衛生大・下部消化管外科)
【目的】予後の点から腹膜播種に対する適切な進行度分類と治療方針について検討した.【対象および方法】大腸癌2081例のうち同時性腹膜播種は91例(4.4%)で,腹膜播種の情報が取得可能な67例を対象とした.これまで全身状態が許す限り腫瘍切除とともに限局的な播種巣は可及的に切除を行い,術後に化学療法を施行してきた.対象はP1 30例,P2 5例,P3 32例で,63例で同時に播種外遠隔転移を認め,17...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3

腹膜転移巣(P1)の病理組織学的所見からみた根治度B大腸癌の予後
小森 康司(愛知県がんセンター中央病院・消化器外科)
【背景】大腸癌治療ガイドラインには「P1は完全切除が望ましい.」とされているが,腹膜転移巣の病理組織学的所見から予後を考察した報告は少ない.【目的】同時性腹膜転移巣(P1)を完全切除した根治度B大腸癌において,腹膜転移巣を病理組織学的に評価し,予後との関係を考察.【対象】1980年1月から2007年12月までの28年間で,当科で同時性腹膜転移巣(P1)を完全切除され,かつ転移巣のHE染色標本が評価...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3

大腸癌腹膜播種の予後因子の検討
深澤 貴子(磐田市立総合病院・消化器外科)
【目的】診断時より腹膜播種を伴う進行大腸癌の予後因子について検討する【方法】2006年1月から2013年1月までの7年間に当院で手術を施行した診断時より腹膜播種を伴う大腸癌36例を対象とし後方視的に検討した.同時期に手術を施行した大腸癌は737例であり,腹膜播種を伴っていたのはそのうち4.9%であった.【結果】年齢中央値75.7(40-95),男性17女性19,原発巣は右側結腸17,左側結腸18,...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3

Stage2,3右側結腸癌に対する結腸部分切除及び結腸半切除の治療成績の比較
舟田 知也(日本大・消化器外科)
【背景】大腸癌はリンパ節の個数をベースとしたTNM分類に改訂され,腫瘍より両側10cmの腸管の部分切除+深達度に応じたリンパ節郭清が行われている.しかし,切除腸管長は郭清リンパ節数と関連する事も指摘され部分切除で良いというエビデンスは無い.【目的】Stage2,3右側結腸癌に対する結腸半切除と部分切除の治療成績を比較する.【方法】2001年から10年間に根治術を施行された右側結腸癌(盲腸癌,上行結...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3

当院における大腸SM癌内視鏡治療後追加切除症例におけるリンパ節転移予測因子の検討
園田 寛道(滋賀医大・消化器・乳腺・一般外科)
【目的】当院における大腸SM癌内視鏡治療後追加切除症例をretrospectiveに解析し,リンパ節転移のリスク因子に関する検討を行い,内視鏡治療の適応拡大の可能性について考察する.【方法】1999年9月から2013年2月までの期間に当院にて行った大腸癌内視鏡治療後追加切除症例67例を対象とし,臨床病理学的因子とリンパ節転移との関連をretrospectiveに検討した.【成績】リンパ節転移は67...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3

リンパ節転移陽性大腸MP癌の検討
豊田 和広(国立東広島医療センター・外科)
【はじめに】大腸MP癌は深達度のみで考えればStage Iであるが,リンパ節転移が陽性であった場合,Stage IIIに跳ね上がる.当科で経験したリンパ節転移を伴った大腸MP癌について臨床病理学的に検討した.【対象と結果】2004年4月から2013年2月までの約9年間の大腸癌切除症例は548例であり,MP癌は61例であった.このうちリンパ節転移陽性であった症例は14例(22.3%)で,転移のなかっ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-その他 3