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検索結果は5件です。

大腸がんイレウスに対し大腸ステント挿入後に手術を行なった8例の検討
山口 明浩(公立山城病院・消化器科)
大腸がんによる狭窄に伴ったイレウスの際には,人工肛門造設や経肛門的イレウス管挿入による減圧が行われてきたが2012年1月より大腸狭窄に対し大腸ステント(SEMS:self-expandable metallic stent)が保険収載され,当院でも使用されるようになった.当院では,2012年8月から2013年1月の6ヶ月間に姑息的留置を含め15例に使用された.2011年1月から2012年7月までに...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 3

大腸穿孔に対するAcute Care SurgeryとしてのHartmann手術の当院での成績
渡部 秀樹(三重県立総合医療センター・外科)
【はじめに】Hartmann手術は1923年にHartmannらにより直腸S状部癌に対する術式として報告されて以来, 欧米を中心に大腸憩室炎の術式としてひろく行われている.大腸穿孔に対する外科治療の原則は, 穿孔部を含む感染巣の除去に加え, 十分な腹腔内洗浄, 有効なドレナージである. 今回Acute Care SurgeryとしてHartmann手術を施行した大腸穿孔症例の臨床病理学的因子を検討...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 3

術前化学療法投与期間と腫瘍マーカーの推移からみた至適肝切除時期
天野 良亮(大阪市立大・腫瘍外科)
【背景】近年の化学療法治療成績の向上により切除困難症例に対しての術前化学療法が注目されている.一方,抗癌剤投与による肝障害も報告されており投与期間や切除タイミングが問題となる.今回,術前化学療法長期投与の周術期肝機能への影響と腫瘍マーカーの推移に着目し,至適肝切除時期について検討した.【対象】2006年1月~2013年1月までに切除困難例に対してCPT-11またはL-OHPによる術前化学療法を行っ...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 3

結腸癌手術の主リンパ節郭清に意義はあるか?
橋爪 正(むつ総合病院・外科)
【目的】結腸癌リンパ節転移(以下,LN+)の分布と治療成績から主リンパ節郭清効果を検討した.【方法】1985-2009年にA病院外科で施行したm癌を除く結腸癌初回治癒切除1140例(右側癌552例,左側癌588例)を後向きに解析した.【成績】右側癌は左側癌に比べて高齢者比率が高い(69.1歳 vs 65.8歳).LN+率は右側癌37%(204/552),左側癌35%(206/588),領域別に結腸...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 3

大腸癌同時性・異時性腹膜播種症例における予後規定因子の検索-術後/術前CEA値に着目して-
長田 俊一(横浜市立みなと赤十字病院・外科)
目的:大腸癌腹膜播種は術前検査では診断困難で,術中に可及的切除を行って,全身化学療法を行っているのが現状である.対象・方法:2001年から2012年の開腹手術を行った大腸癌同時性・異時性腹膜播種症例65例を対象とした.異時性症例は,再発発見時からの生存期間を検討した.同時性,性別,年齢,主病変の切除,主病変の病理学的所見,術後/術前CEA値,Cur,術後化学療法で2群にわけて予後規定因子をCoxの...

第55回日本消化器病学会大会大腸-手術治療 3