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検索結果は5件です。

腹腔鏡下直腸低位前方切除術における縫合不全予防の工夫
井上 宰(岩手県立中央病院・消化器センター消化器外科)
【目的】当院では2008年4月より腹腔鏡下直腸切除を導入したが, 当初は縫合不全が散見された. 年々工夫を加えていき縫合不全が減少してきている. 今回, 当院で行っている腹腔鏡下直腸低位前方切除術の縫合不全に対する予防とその手術成績を報告する.【対象】2008年4月~2013年2月まで腹腔鏡下大腸切除件数は615例あり, そのうち腹腔鏡下直腸切除術の168例を対象とした.【手技】直腸をEchelo...

第55回日本消化器病学会大会大腸-術後合併症 1

当センターにおける腹腔鏡下低位前方切除術の直腸切離・吻合手技の変遷と縫合不全の検討
日高 英二(昭和大横浜市北部病院・消化器センター)
【背景・目的】腹腔鏡下低位前方切除術における最大の合併症は縫合不全である.今回われわれは,腹腔鏡下低位前方切除術における直腸の切離・吻合に着目して,当センターでの手技の変遷とその手技の変化が縫合不全防止に影響したかどうかを明らかにする.【対象・方法】2003年から2010年までを前期群(n=174),2011年以降を後期群(n=68)とし,それぞれの時期の手技を提示し,それらの縫合不全率を比較検討...

第55回日本消化器病学会大会大腸-術後合併症 1

潰瘍性大腸炎大腸全摘術における骨盤膿瘍発生後の機能的予後
井出 正造(三重大大学院・消化管・小児外科学)
【背景】大腸全摘・回腸嚢肛門吻合(IAA)は潰瘍性大腸炎に対する根治的な治療で,術後のQOLも高い.一方で術後に骨盤膿瘍を来たす例が少なからず存在し,それに対し様々な治療が必要となり時に難治性である.また,それらが肛門機能に与える長期的な影響については不明な点が多い.【目的】潰瘍性大腸炎手術患者において術後骨盤膿瘍発生の有無による排便機能に対する影響を評価することを目的とした.【方法】2003年1...

第55回日本消化器病学会大会大腸-術後合併症 1

感染性合併症が進行大腸癌患者の長期予後に及ぼす影響
大中 徹(昭和大・消化器・一般外科)
【はじめに】大腸癌手術において近年鏡視下手術の技術向上に伴い手術侵襲が軽減したことによる短期成績の向上がめざましい. 一方で周術期の感染性合併症の頻度は必ずしも減少していない. 感染性合併症が周術期経過に影響を与えるのは明らかであるが, 患者の予後や再発の頻度に与える影響は明らかではない. 【目的】当教室での進行大腸癌術後患者において, 術後の感染性合併症が予後および再発に与える影響を検討した.【...

第55回日本消化器病学会大会大腸-術後合併症 1

直腸癌術後の縫合不全危険因子と予防のための工夫
中西 正芳(京都府立医大・消化器外科)
背景直腸癌に対する前方切除は消化器癌に対する手術の中でも縫合不全の危険性が高い手術の一つとされている.今回,直腸癌術後に発生する縫合不全の危険因子を検討するとともに我々の行っている対策の有効性についてレトロスペクティブに検討したので,その結果について報告する.対象2007年6月1日から2012年10月31日までに切除した直腸癌症例416例のうち,直腸切断術,ハルトマン手術,ISR施行症例を除き,D...

第55回日本消化器病学会大会大腸-術後合併症 1