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検索結果は7件です。

遺伝子発現解析からみた原発性小腸癌に対する化学療法の検討
鈴木 興秀(埼玉医大総合医療センター・消化管・一般外科)
【背景】近年,原発性小腸癌に対して大腸癌に準じた化学療法の有効性を示唆する報告がなされてきているが,一方で,小腸癌はリンチ症候群(LS)関連腫瘍に挙げられており,その場合MSI-HであるLS大腸癌のように5FU系抗癌剤に抵抗性を示す可能性がある.また,小腸癌では大腸癌における抗EGFR抗体治療の適応条件であるKRAS変異については不明である.今回,当科で経験した原発性小腸癌のLSとの関連性とKRA...

第55回日本消化器病学会大会小腸-その他

長期完全静脈栄養を行っている短腸症候群における亜セレン酸院内製剤投与の増量と血中及び毛髪中セレン濃度
鷲澤 尚宏(東邦大医療センター大森病院・栄養治療センター)
【目的】完全静脈栄養の症例では,微量元素のセレン(Se)が欠乏する事があるが,市販の注射製剤は存在しないため院内製剤が使用されている.また,生体内のSeの量を測定することは難しく,一般的には血清濃度のみが指標とされている.そこでSeの過不足を検討することを目的に血清及び毛髪中Se濃度を測定しているが,今回は,安全のため,徐々に増量した結果を検討した.【対象】症例1は胃が全て存在し,十二指腸と吻合さ...

第55回日本消化器病学会大会小腸-その他

消化管神経内分泌腫瘍症例の臨床病理学的検討
堤 敬文(国立九州医療センター・外科)
【目的】消化管神経内分泌腫瘍はカルチノイドの診断名で診療されていたが,WHO2010分類で細胞分裂能を指標とした新分類により取り扱われるようになっている.神経内分泌腫瘍は消化管上皮性腫瘍においてその発生頻度が非常に低いため,臨床病理学的特徴は確立していない.今回われわれは,当院において診療した消化管神経内分泌腫瘍の症例を対象として,その臨床病理学的特徴を明らかにする事により消化管神経内分泌腫瘍に対...

第55回日本消化器病学会大会小腸-その他

当院における門脈ガス血症と腸管気腫症18例の検討
杉本 聡(守口敬任会病院・外科)
【目的】門脈ガス血症(HPVG)は腸管壊死の兆候とされてきた.また腸管気腫症(PCI)とHPVGの合併は強く腸管壊死を示唆する所見であるとの報告もある.近年腸管壊死に起因しないHPVGやPCIも散見され,保存的加療にて軽快した症例も散見される.今回我々は過去5年間に経験したHPVGとPCIについて検討を行った.【方法】2008年5月から2012年12月までの間に当院で経験したHPVGとPCIの18...

第55回日本消化器病学会大会小腸-その他

小腸グラフトにおける拒絶反応時の遺伝子発現形式と治療抵抗性を示唆する分子生物学的特徴について
浅岡 忠史(国立大阪医療センター・外科)
【背景】小腸移植は短腸症候群などの腸管機能不全の症例に適応とされてきたが,移植後の拒絶反応の制御は依然課題とされ,免疫応答の指標となるバイオマーカーの開発が期待される.今回,我々は拒絶反応時における小腸グラフト組織の遺伝子発現解析を行い,分子生物学的特徴を明らかにするとともに,治療抵抗性を示唆する指標について検討したので報告する.【対象・方法】小腸移植あるいは多臓器移植を施行された患者30例を対象...

第55回日本消化器病学会大会小腸-その他

原発性小腸癌の臨床病理学的検討
大西 敏雄(金沢医大・一般・消化器外科)
【目的】原発性小腸は閉塞を来すまで特異的な臨床症状が乏しく診断時には進行した症例が多く予後不良である.今回小腸癌の予後改善を目的に当科で経験した7例を対象として臨床病理学的に検討した.【対象と方法】過去26年9ヵ月の間に当科で手術を施行した原発性空腸癌5例,回腸癌2例を対象として臨床病理所見を検討した.【結果】1臨床所見と診断方法:a,年齢;性別:平均年齢は63.6歳(52~82歳).男女比は5/...

第55回日本消化器病学会大会小腸-その他

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会小腸-その他