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検索結果は5件です。

機械的閉塞性イレウスにおける保存治療からイレウス解除手術移行時期の検討
山本 隆嗣(石切生喜病院・外科)
【目的】機械的閉塞性イレウスは,様々な要因で生じ,保存的に観察するか手術へ移行するか苦慮することが多い.今回我々は当院における機械的閉塞性イレウス症例を検討し,保存的治療からイレウス解除手術へ移行する至適タイミングを検討した.【対象と方法】最近5年間の癌に因るものを除いた機械的閉塞性イレウス患者と絞扼に陥っていない腸の部分的なヘルニア嵌頓患者を併せた94例を検討対象とした.手術に移行した群(手術群...

第55回日本消化器病学会大会小腸-手術治療 1

放射線照射による腸管障害に対する外科的対応
湖山 信篤(坪井病院・外科)
目的:主に子宮頸癌などの治療目的で施行した放射線照射により回腸が障害をされ,腸管閉塞や他臓器への穿通,穿孔を来し,治療に難渋することが多い.このような症例は,消化吸収にあたる重要な部位が障害されていること,および,長期間に渡る慢性的な閉塞症状のため,低栄養の状態で,術前のリスクは高く,術後成績不良とされている.そこで,当科で外科的に介入した放射線による小腸障害を検討し,安全に,かつqualityを...

第55回日本消化器病学会大会小腸-手術治療 1

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会小腸-手術治療 1

絞扼性イレウスに対し術中血流評価にて小腸切除回避できた1例
松岡 唯(大津赤十字病院・外科)
絞扼性イレウスは緊急手術対象者も多く,腸管血流低下により,腸切除となる例も少なくない.今回ICGを使用したリアルタイムでの術中血流評価例を経験したので報告する.
【症例】
76歳女性,主訴は右下腹部痛・嘔吐であった.来院時腹部CTで遠位回腸の拡張・腹水・closed loopの形成を認めた.小腸軸捻転による絞扼性イレウスを疑い,絞扼解除目的にて緊急手術を施行した.手術所見は,下腹部正中...

第55回日本消化器病学会大会小腸-手術治療 1

当院における高齢者癒着性イレウス症例の検討
伊古田 正憲(順天堂大静岡病院・外科)
【対象】当科にて2004年4月から2012年12月までに加療した80歳以上の高齢者癒着性イレウス症例94例を対象とし,手術を施行した22例(手術群),保存的に加療した72例(非手術群)に分け,臨床事項を検討した.年齢は80歳~94歳(84.5±3.35歳).男性46例,女性48例.平均在院日数は19.4日であった.また,高齢者癒着性イレウス手術症例の安全性を検討するため,当科にて2004年4月から...

第55回日本消化器病学会大会小腸-手術治療 1