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当科における肝細胞癌肝切除後の残肝再発に対する再肝切除の成績と予後予測因子の検討
中村 育夫(兵庫医大・外科(肝・胆・膵外科))
【目的】肝細胞癌に対する初回根治肝切除術後の残肝再発に対する治療として,再肝切除を行うか,あるいはラジオ波焼灼術やTACEなどの保存的治療を行うかは未だ議論が多い.肝細胞癌に対する初回根治肝切除術後の残肝再発に対して再肝切除を行った場合の予後予測因子について検討した.【対象と方法】2001年から2010年までに当科で初回根治切除を行った肝細胞癌325例(First Operation, FOP 群...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 2

当科における大腸癌肝転移切除症例の検討
田中 宏(東住吉森本病院・外科)
【はじめに】抗癌化学療法の進歩により肝転移合併大腸癌の切除率は向上している.今回,当科における化学療法併用肝切除の治療成績を検討した.【対象と方法】2007年7月から2012年10月に肝切除が施行された大腸癌肝転移は49例(男34,女15)で,年齢は44-82(中央値67)才.肝転移診断時期は,大腸と同時(同時性)18例,大腸切除後(異時性)22例,肝転移切除後の肝内再発(再発)9例であった.【結...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 2

胃癌肝転移に対する肝切除とマイクロ波凝固壊死療法(MCN)の有用性について
龍 知記(国立九州医療センター・肝胆膵外科)
【はじめに】胃癌肝転移は手術適応となることは少なく,その有用性についての評価は確立されていない.そこで,今回われわれは,胃癌肝転移に対して外科治療を施行した29例の治療成績を検討した.【対象と方法】1997年12月から2012年12月までに当院にて胃癌肝転移に対して肝切除およびマイクロ波凝固壊死療法(MCN)を施行した29例を対象として,胃癌肝転移に対する外科治療の有用性について検討した.【結果】...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 2

肝細胞癌に対する再肝切除短期成績の検討
雨宮 秀武(山梨大・1外科)
【目的】肝細胞癌はウイルス性肝炎を背景に発生するものが多く.根治的肝切除後の残肝再発も30~70%と高い.再発形式は肝内転移と多中心性発癌があり,特に多中心性発癌の場合,再度根治的肝切除が可能であれば,初回肝切除に匹敵する治療効果が期待される.当科では,肝細胞癌再発に対し厳密な画像診断の結果,多中心性発癌の疑われる症例を中心に,根治切除可能な症例には,初回肝切除適応に準じて積極的に再肝切除を施行し...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 2

肝細胞癌の手術成績の変遷と予後の検討
山本 有祐(京都府立医大・消化器外科)
【はじめに】肝細胞癌(HCC)に対する治療法は医療技術の進歩により近年大きく変遷している.一方で治癒切除でも高率に再発を来すため,十分な集学的治療戦略を立案ことが重要である.【対象と方法】1980-2009年にHCCに対し肉眼的治癒切除を得られた372例を対象とし,前期(1980-1999年,n=236)と後期(2000-2009年,n=136)の2群に分類し以下の項目を検討した.1)372例の予...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-手術治療 2