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検索結果は6件です。

肝右葉背側病変に対する経胸腔アプローチ鏡視下手術の有用性
合川 公康(埼玉医大国際医療センター・包括的がんセンター消化器病センター消化器外科)
【背景・目的】腹腔鏡下肝部分切除はその安全性,低侵襲性が認められつつある.しかしながら,肝右葉頭側,背側に局在する腫瘍を切除する場合,通常の腹腔鏡アプローチでは腫瘍頭側の視野確保や鉗子操作が困難であり,頭側のサージカルマージンが不十分になる可能性がある.我々は,通常の腹腔鏡アプローチに加え,経胸腔的にアプローチすることにより,肝右葉の頭側,背側にある肝腫瘍切除に対応している.今回は,その手技の有用...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 1

上腹部正中切開ハイブリッド肝葉切除における合併症回避の工夫
高槻 光寿(長崎大大学院・移植・消化器外科学)
目的:当科では,腹部手術歴がなく授動先行が可能な症例であれば,肝葉切除に対しても用手腹腔鏡補助(HALS)下に肝を受動し,上腹部正中切開によるハイブリッド肝切除を施行している.本術式による肝葉切除における合併症回避の工夫を提示する.手術法:8cmの上腹部正中切開からの気腹下HALS肝受動後に創を最大12cmまで延長し,オムニトラクト開創器を用いて十分に創を展開し各種鉤を用いて術野を完全に固定する....

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 1

腹腔鏡下肝切除の成績と切離手技の標準化に向けて
仲本 嘉彦(神戸市立医療センター西市民病院・外科)
腹腔鏡(補助)下肝切除は保険適応となり,各施設で標準化に向けて適切な手術手技が求められる.今回われわれは2006年12月から2013年2月までに当科で実施した腹腔鏡(補助)下肝切除55例の手術成績を検討し,肝硬変の有無や切離部位に応じた適切な肝切離手技の標準化に向けての考察を行った.55例の内,原発性肝癌38例では,術前ICG15分値は平均23.7%(6.2-56.3%),Child-Pugh s...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 1

当院における肝内胆管癌に対する鏡視下肝切除術の検討
中島 隆善(大阪市立総合医療センター・肝胆膵外科)
【はじめに】当院では2000年に鏡視下肝切除術を導入以降,最近の手術機器の充実とともにstep by stepにその術式を部分切除から系統的肝切除へ,また腹腔鏡補助下から完全腹腔鏡下へと進め,対象疾患を肝内胆管癌や肝門部胆管癌に拡大してきた.肝内胆管癌に対しては肝切除が唯一の根治的治療法であるが,病変に応じたリンパ節郭清の是非や郭清範囲について一定の見解は得られていない.近年は鏡視下肝切除術の普及...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 1

演題取り消し
 
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第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 1

当科における鏡視下肝切除(完全鏡視下肝切除の標準化に向けて)
前田 一也(福井県立病院・外科)
腹腔鏡下肝切除は,近年多くの施設で導入されてきており,今後も更なる発展が期待される術式である.当科でも2011年から本術式を導入し,徐々に適応を拡大してきている.最近の1年間では,肝切除の約60%を鏡視下(補助下を含む)に施行している. 2011年から現在までに計35例に対して腹腔鏡下肝切除を施行した.原発性肝癌が19例,転移性肝癌が15例,その他が1例であった.術式は腹腔鏡補助下手術が7例,用手...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 1