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腹腔鏡下肝葉切除術症例の検討
塚本 忠司(大阪市立総合医療センター・肝胆膵外科)
【はじめに】当院での腹腔鏡下肝切除術は,近年の手術機器の充実とともにstep by stepにその術式を部分切除から系統的肝切除へ,また腹腔鏡補助下から完全腹腔鏡下へと発展し,今やその術式はほぼ定型化してきた.近年では,リンパ節廓清を伴うものや胆道再建を必要とするものへとその適応を拡大している.今回,肝葉切除を腹腔鏡下に行った症例を左葉切除症例と右葉切除症例にわけて比較検討した.【対象と結果】20...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 2

腹腔鏡下肝切除の短期成績
廣川 文鋭(大阪医大・一般・消化器外科)
【目的・方法】腹腔鏡下(補助下)肝切除術は,近年急速な広がりをみせているが,現時点での評価は不明である.当科の適応は,脈管侵襲(-),リンパ節郭清不要,5cm以下,切除が2ヶ所までとして,2013年3月までに部分切除90例(18例),外側区域切除21例(10例)の1118例に施行した.今回,retrospectiveであるが自験例を元に腹腔鏡下(補助下)手術と開腹手術を比較検討した.また部分切除は...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 2

大腸癌同時性肝転移に対する完全鏡視下同時切除の検討
松田 和広(昭和大・消化器・一般外科)
【目的】大腸癌同時性肝転移症例に対する一期的な切除に関しては,その根治性に反し手術侵襲の高さから術後合併症の増加が懸念される.近年,鏡視下同時切除による低侵襲性,安全性に関する発表・報告が散見されつつあり,当教室においても可能な症例に対しては完全鏡視下にて一期的に切除を行なう方針としている.今回その手術成績について報告する.【方法】教室にて経験した完全鏡視下同時切除5症例についてその手術成績につい...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 2

当科における腹腔鏡下肝切除の現況と今後の課題
速水 晋也(和歌山県立医大・2外科)
【はじめに】腹腔鏡下外側区域切除術・部分切除術は既に保険収載され,肝切除における腹腔鏡下手術は必須となりつつあり,さらには区域切除以上の肝切除にも応用されている.当科でも2008年より腹腔鏡下肝切除を導入しており,当科における腹腔鏡下手術の現況を考察し,今後の課題を検討する.【対象と方法】当科では2008年から2013年2月末までに44例の腹腔鏡下手術を施行した.腹腔鏡手術症例の年次経過・患者因子...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 2

肝細胞癌に対する腹腔鏡下手術
岩下 幸雄(大分大・消化器外科)
【目的】当院では1994年に腹腔鏡下肝切除を導入し,本年2月までに57例を施行して来た.デバイスや手術手技の向上により,高度な肝切除においても標準的治療となりつつある.当院における肝細胞癌に対する腹腔鏡下手術の現況を報告し,今後の発展性について考察する.【対象と方法】1996年-2013年2月までに当院で行われた肝細胞癌手術294例.開腹手術258例,腹腔鏡下手術36例.検討項目1:腹腔鏡下手術施...

第55回日本消化器病学会大会肝臓-鏡視下手術 2