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当科における腹腔鏡下胃全摘術における,食道空腸機能的吻合再建の検討
木下 浩一(日本バプテスト病院)
当科にて行われた腹腔鏡下胃全摘術,3例の胃空腸機能的吻合再建後の経過について検討した.症例1は60歳台,女性,身長156センチ,BMI:22.6.胃体上部の早期胃癌に対して上記手術を行った.胃食道接合部口側にてエンドGIA45mmを用いて食道を先行切離後,エンドGIA60mmを用いて大弯側で結腸前拳上空腸と側々吻合後,拡張した共通孔をエンドGIA60mm2回使用にて閉鎖した.症例2は70歳台,女性...

第55回日本消化器病学会大会胃-術後合併症

年齢と併存疾患からみた腹腔鏡補助下胃切除術の周術期成績
田中 直樹(東北大・胃腸外科)
【背景】年齢および併存疾患が腹腔鏡補助下胃切除術(LAG)の周術期成績与える影響を検討した.【対象と方法】対象は胃癌に対する腹腔鏡補助下胃切除術を施行した161例,男性114例,女性47例,平均年齢65才.75才以上36例(22.5%),80才以上15例(9.4%).術前ASA分類はclass 1:51例,2:74例,3:36例.抗凝固・血小板薬内服17例.術式は全摘:52例,幽門側切除:97例,...

第55回日本消化器病学会大会胃-術後合併症

腹腔鏡補助下胃切除術,Roux-en Y再建後に生じたPetersen’s herniaについての検討
諸原 浩二(伊勢崎市民病院・外科)
【はじめに】腹腔鏡手術は開腹手術と比較し,癒着が発生しにくいため,内ヘルニアが生じやすいとされている.腹腔鏡補助下胃切除術,Roux-en Y再建の普及に伴い,挙上空腸と横行結腸間膜に生じる間隙(Petersen’s defect)による内ヘルニアであるPetersen’s herniaの報告が散見されるようになってきた.当院における腹腔鏡補助下胃切除術,Roux-en Y再建後に生じたPeter...

第55回日本消化器病学会大会胃-術後合併症

胃癌化学療法後のR0切除症例における術後合併症の検討
大槻 忠良(福井大附属病院・消化器外科)
【目的】当科では高度進行胃癌症例に対して,術前に化学療法(SP療法またはDCS療法)を行ったのち,R0切除が可能と判断した症例に対して積極的に手術を施行してきた.術後合併症や経過について2剤併用と3剤併用の比較検討を行った.【対象】2004年1月1日~2012年12月31日に,術前にSP療法または分割DCS療法を施行しR0切除手術を行った症例(SP群:11例,DCS群:18例)を対象とした.術後合...

第55回日本消化器病学会大会胃-術後合併症

胃癌患者における体成分分析装置を用いた術前リスク評価の有効性
山田 卓司(東京女子医大・消化器外科)
【背景】高リスク患者の手術では適応や手術内容に細心の注意が必要となるが, 既存のリスク評価法は必ずしも満足できるものではない. 今回胃癌患者に対し,多周波生体インピーダンス法(BIA)を用いた体成分分析で後ろ向きにリスク評価を行い, 既存のリスク評価法と比較しその有効性を検討した. 【対象と方法】対象は2011年9月から2013年2月に当院にてBIAによる体成分分析評価後に胃癌の手術を施行した83...

第55回日本消化器病学会大会胃-術後合併症

周術期合併症は胃癌治癒切除後の予後を悪化させる
田中 浩明(大阪市立大・腫瘍外科)
【背景】周術期管理技術の向上が目覚ましく,術後合併症の頻度は低下しているが,術後合併症を発症した場合は患者のQOLに影響を及ぼすばかりでなく,長期的な予後にも関与する可能性がある.【目的】胃癌治癒切除症例における周術期合併症の長期予後に及ぼす影響について検討した.【方法】2006年より2011年までに教室で切除したStage IVを除く胃癌1410例を対象とし,周術期合併症をClavien-Din...

第55回日本消化器病学会大会胃-術後合併症