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検索結果は5件です。

胃癌肥満患者に対する腹腔鏡下胃切除術の短期成績
櫻井 克宣(大阪市立大・腫瘍外科)
【はじめに】早期胃癌に対する腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)はもはや一般的となっているが,患者の体型によって手術の操作に難渋する場合があり,特に肥満症例では視野展開が困難で思わぬ出血を来たしやすい.今回,肥満症例におけるLADGの術中術後合併症について検討した.【方法】対象は2009年1月から2012年12月にLADGを施行した149例.BMI≧25を肥満群(34例),BMI<25を非肥満群...

第55回日本消化器病学会大会胃-鏡視下手術 4

当院における腹腔鏡下幽門側胃切除術後の再建の検討-小開腹下と完全腹腔鏡視下-
石山 泰寛(福井県立病院・外科)
目的:近年,腹腔鏡下幽門側胃切除術後の再建方法に完全腹腔鏡下に行う施設が増えてきている.当院でも2012年2月よりデルタ吻合を導入している.以前まで当科で行っていた小開腹下の後壁打ち抜きによるB-I再建を比較検討したので手術手技の供覧し成績を報告する.方法:2010年7月から2013年2月までに当院で腹腔鏡下幽門側胃切除術後,B-I再建を施行した58例を対象とした.比較項目は再建時間(廓清終了から...

第55回日本消化器病学会大会胃-鏡視下手術 4

食道胃接合部癌に対する経食道裂孔腹腔鏡下手術について
伊藤 鉄夫(杉田玄白記念公立小浜病院・外科)
当科では食道胃接合部癌,特にSiewert type IIに対しては経裂孔的下部食道切除を伴う腹腔鏡下手術を積極的に施行している.本邦で行われた食道浸潤胃癌に対する開胸開腹 vs. 開腹アプローチのランダム化比較試験(JCOG9502)では開腹群に対する左開胸開腹群の優越性は否定されており,また,胃,食道手術における開腹手術に対する腹腔鏡下手術の低侵襲性について多くの報告がある.よって食道胃接合部...

第55回日本消化器病学会大会胃-鏡視下手術 4

当院におけるsleeve gastrectomyの治療成績
山口 剛(滋賀医大・外科)
世界的に普及している高度肥満症に対する腹腔鏡下減量手術は,本邦でも普及しつつある.減量手術により,体重の減少だけでなく,肥満に関連した2型糖尿病,高血圧,脂質異常症等の代謝疾患の改善も認められる.当院は2008年より腹腔鏡下減量手術を施行しており,2010年に先進医療として認可された.当院で施行している減量手術である腹腔鏡下胃袖状切除術(Laparoscopic sleeve gastrectom...

第55回日本消化器病学会大会胃-鏡視下手術 4

Bariatric Surgery(Laparoscopic Sleeve Gastorectomy)による肥満合併の重症心不全に対する治療
小座本 雄軌(草津総合病院・消化器外科, 同志社大・生命医科学部医生命システム学科)
【目的】近年,本邦でも肥満症に対するLaparoscopic Sleeve Gastorectomy(以下LSG)が先進医療に認められ,その症例数の蓄積が進んでいる.高度肥満症に対する外科的治療法(bariatric surgery)は,減量効果のみならず糖尿病をはじめとする様々な合併症の改善効果が報告されており,臨床的に有効な治療として確立されてきた.当院では,心不全症状を主訴に搬送されたBMI...

第55回日本消化器病学会大会胃-鏡視下手術 4