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検索結果は7件です。

当大学NSTの現況と問題点
高須 直樹(山形大・1外科)
【現況】当大学附属病院は病床数637床のDPC対象病院であり,JSPEN,JCNTのNST稼働施設認定施設,NST専門療法士の実地修練教育施設となっている.当院のNSTは病院長直属であり,PPM-3のシステムを取っている.NSTのChairmanとして当科教授がチームを統括し,コアメンバーは外科医2名,内科医1名,看護師3名,管理栄養士1名,薬剤師1名,臨床検査技師1名から構成されている.各病棟に...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)

急性期から回復期及び亜急性病棟へ転棟した患者の栄養管理について
藤田 篤代(中江病院・内科)
(目的)当院は急性期病棟,亜急性期病棟,回復期病棟を併せもつ民間病院である.急性期でのNST介入症例の検討は多く見られるが介入終了後の経過についての検討はほとんど見うけない.そこでわれわれは急性期NST介入終了症例のうち亜急性期及び回復期病棟患者へ転棟した症例の経過を検討した.(対象と方法)平成24年1月1日から12月31日までNST介入を行った125例のうち亜急性期に転棟した7例,回復期に転棟し...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)

NST加算に伴う活動内容の変化からみたNSTの現状と将来への課題
森安 博人(奈良県立五條病院・消化器病センター)
【目的】2010年4月よりNST加算が新設され,算定要件として専従,専任者の設置が義務付けられた.当院では,加算算定を契機としてNST活動の質を向上させるために,専従者を中心とした新しい体制に改変した.今回,その効果を検証し,将来に向けた課題について検討したので報告する.【方法】2008~2011年度に当院NSTが介入した患者を対象とした.NST加算算定前(2008年4月~2010年3月)と加算算...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)

当院での栄養サポートチーム(NST)介入の確立と活動評価
菊池 真大(東海大東京病院・消化器肝臓センター)
【目的】当院は2011年より栄養サポートチーム(NST)が設立.101床の小規模の病院であり入院患者を対象に主治医主導で,栄養管理が必要な患者を抽出しNSTにコンサルトしている.NST活動の現状と今後の課題を検討した.【方法】全入院患者を対象に,性別,年齢,身長,体重,活動度からHarris-Benedict式に基づく基礎代謝量(BEE)や総エネルギー必要量(TEE)を算出し,医師入力の食種エネル...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)

NST活動におけるカルニチン欠乏評価の重要性に関する検討
岩本 淳一(東京医大茨城医療センター・消化器内科)
【目的】カルニチンは脂肪酸のβ酸化に必須のビタミン様物質である.カルニチン欠乏症ではエネルギー源としての脂肪酸の利用が障害され,低ケトン血性低血糖,高アンモニア血症,筋力低下,心不全等の様々な症状が出現する.NST活動において栄養改善目的にアミノ酸や脂質が投与されても,カルニチンが不足すると脂質を利用できず,低血糖やアミノ酸の異化亢進を引き起こしうる.近年カルニチン欠乏症に対するカルニチン製剤投与...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)

がん患者における栄養学的指標の有用性
村山 洋子(市立伊丹病院・消化器内科)
【背景と目的】当院では,平成18年4月よりNST稼動施設の認定をうけ,週に1回,院内NST活動をおこなっている.癌化学療法中は食事量低下に伴う栄養障害により治療効果が制限される.今回,切除不能・再発進行胃癌・膵癌において,小野寺らのprognostic nutritional index(PNI)値を含む栄養学的因子と治療成績の関連を検討した.【方法】2007年7月~2011年7月にNSTスクリー...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)

当院におけるNST活動の介入実績とNST加算申請に伴う課題
土師 誠二(済生会中津病院・外科)
当院は778床を有する急性期病院で,NST(栄養サポートチーム)は2008年より活動を開始,病院長指示によるNST加算申請に伴い2010年9月からチームスタッフの再編とNST依頼対象患者の基準作成を行った.当院のNST活動は週1回の回診と症例カンファレンスからなり,定期的に院内勉強会を開催している.回診では中央検査部から送付される全入院患者のアルブミン値データをもとに,経口摂取量の減少,静脈栄養の...

第55回日本消化器病学会大会その他(医療総合2)