セッション

検索結果は6件です。

抗TNF-α抗体で維持療法中のクローン病患者に対する対外式腹部超音波による腸管の評価
檜垣 真吾(セントヒル病院)
Crohn病の治療で抗TNF-α抗体療法はCrohn病の長期の寛解維持を可能にした。しかしながら、最初に反応性のあるCrohn病患者でも途中で反応性が低下して、投与間隔の短縮や投与量を増加しなければならない患者がある。血液検査や身体所見だけでは、寛解維持中の抗TNF-α抗体に対する反応性の低下を評価するのは難しい。そのため、簡便で、より炎症を評価できる鋭敏な臨床的指標が求められる。目的:今回われわ...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸1

CT enterographyによるクローン病小腸病変の手術適応の評価
竹内 健(浜松南病院・消化器病・IBDセンター)
【目的】CT entetrography(CTE)は被験者の負担が少なく安全な検査法として欧米で広く使用されており、腸管外病変の評価も可能なことから、クローン病において有用性が認められている。外科的治療適応を判断する画像診断法としてのCTEの有用性を検討した。【方法】2006年7月~2010年12月までにCTEを行った後に手術を受けたクローン病患者9例(男性6例、女性3例)について、同時期にCTE...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸1

PEG-ESを用いたCT enterographyによる炎症性腸疾患評価の検討
大花 正也(天理よろづ相談所病院・内視鏡センター, 天理よろづ相談所病院・消化器内科)
【背景】カプセル内視鏡やバルーン内視鏡の開発等により、従来は困難であった小腸の画像評価が可能となってきたが、腸管狭窄や癒着を伴うことの多い疾患の診断やフォローにおいては、受容性の問題も含め検査法の選択に難渋する事が少なくない。【対象】2009年9月から2011年3月までの間に、大腸内視鏡前処置に使用するPEG-ES(polyethylene glycol electrolyte solution、...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸1

Crohn病のUC類似病変合併例の臨床的検討
松本 雄太(北里大東病院・消化器内科)
【目的】Crohn病(CD)と潰瘍性大腸炎(UC)の増加とともに、鑑別診断が難しい症例や、経過中に非定型病変を合併する症例が少なくない。本検討では、CDに合併したUC類似病変の特徴を明らかにすることを目的とした。【方法】当院で経験したCD 425例のなかで、UC類似病変を合併した8例(1.9%)を対象とした。CDの発病年齢は18.5±1.2歳、罹病期間は19.1±5.1年で、病型は小腸大腸型7例、...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸1

生物学的製剤時代におけるクローン病の内視鏡的経過観察
加賀谷 尚史(金沢大・消化器内科)
【目的】生物学的製剤治療により、クローン病では粘膜治癒の実現と維持が可能となり、術後の再発抑制が可能となっている。長期予後の改善されることが期待されているが、いまだ予後の報告は少なく、それゆえ投与すべき対象患者,投与のタイミング,免疫調節薬併用の有無,内視鏡的経過観察などは明らかになっていない。当院におけるクローン病治療例の臨床経過を検討し、粘膜治癒と長期予後を従来の治療法と比較検討して、現状を評...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸1

Crohn 病に合併した直腸肛門管癌の特徴と癌サーベイランス法の検討
杉田 昭(横浜市立市民病院・外科)
【目的】Crohn病に合併した直腸肛門管癌の特徴をretospectiveに分析し、癌サーベイランス法確立の可能性を検討した。【対象】自験Crohn病1087例のうち癌合併は18例(1.7%)で、最も多くを占めた直腸肛門管癌16例(1.5%)の特徴を分析した。【結果】症例は痔瘻癌を除く直腸肛門管癌11例、痔瘻癌5例で、直腸空置例が4例(25%)を占めた。1)痔瘻癌を除く直腸肛門管癌11例:Croh...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸1