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検索結果は4件です。

クローン病における治療効果と粘膜治癒
藤盛 健二(埼玉医大・消化器内科・肝臓内科)
【目的】IBD症例における抗TNF-α製剤の効果は顕著で,発症初期から同薬による治療を行なうトップダウン療法が広く行なわれるようになった。その一方で長期に寛解を維持するために重要な指標である粘膜治癒に対する効果に関しては,十分な検討がなされていない。そこで,クローン病患者を対象に,抗TNF-α療法による臨床的治療効果と粘膜治癒の関連を検討した。
【方法】2006年4月から2011年3月までに...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸4

クローン病の小腸粘膜治癒 ―EDとレミケード治療の比較―
遠藤 豊(昭和大藤が丘病院・消化器内科)
【目的】レミケードは高率に大腸粘膜治癒を来たすことが知られているが、小腸粘膜治癒については不明な点が多い。当院ではバルーン内視鏡(BE)による経過観察をおこないエレンタール(ED)治療とレミケー(IFM)治療による粘膜治癒を検討した。【対象と方法】 EDとIFM治療をおこなっているクローン病患者で2回以上のバルーン内視鏡をおこない内視鏡による経過観察が可能であった39例(経過観察開始時治療ED25...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸4

クローン病の抗TNF-α抗体指摘投与時期の検討;粘膜治癒を指標に
岩本 史光(山梨県立中央病院・消化器内科)
【目的】抗TNF-α抗体の登場によりクローン病治療の臨床は変化した。クローン病において抗TNF-α抗体投与により、潰瘍の完全緩解が得られる症例もでてきた。潰瘍の消失に寄与する因子を明らかにする。【方法】1992年から2010年までで抗TNF-α抗体を投与しているのは53例であった。投与前に大腸もしくは終末回腸に潰瘍を有し、投与後の内視鏡的評価が行えた27例を対象とした。小腸病変は内視鏡的評価を全例...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸4

当院でのクローン病に対するレミケードTop down療法についての検討
渡邊 一雄(国立福山医療センター・消化器科)
【目的】Infliximab(IFX)の登場により、クローン病(CD)に対する高い寛解導入率が得られ、それに伴い患者のQOLは大幅に向上した。近年、発症早期から既存治療に先んじてIFXを導入するTop down療法(TD)が提唱され、良好な治療成績が報告されている。当科においてTDを施行した患者についてその有効性を検討した。【方法】当科でのTDはクローン病発症1年以内でレミケードを投与し、寛解導入...

第53回日本消化器病学会大会クローン病-大腸4