セッション

検索結果は6件です。

消化管濾胞性リンパ腫に対する内視鏡下生検の診断能に関する検討
岩室 雅也(岡山大・消化器・肝臓内科)
【目的】近年、内視鏡医の認識の高まりに伴い、消化管濾胞性リンパ腫(FL)と診断される症例が増加しつつある。消化管FL症例のうち、初回の生検診断でFLとの診断に至らず、再生検でFLと診断される症例に遭遇することがあるが、このような症例の頻度は明らかとなっていない。今回われわれは、消化管FLに対する内視鏡下生検の診断能について検討した。
【方法】1996年1月から2011年12月までに当施設およ...

第54回日本消化器病学会大会十二指腸1

十二指腸腺腫24例の検討
生田 耕三(兵庫県立尼崎病院・消化器内科)
【目的】十二指腸腺腫は上部消化管内視鏡の普及により報告例は増加しているものの稀な病変であり、十二指腸腺腫に対する一定のコンセンサスはない。【方法】今回我々は、2008年4月~2012年2月までで我々が経験した十二指腸腺腫24例を、疫学、大きさ、形態、部位等について比較検討したので報告する。【成績】発生頻度は、該当期間における上部消化管内視鏡検査施行例16063例中24例で、0.15%であった。年齢...

第54回日本消化器病学会大会十二指腸1

悪性十二指腸狭窄に対する内視鏡的消化管ステント留置術の有用性
石垣 尚志(広島大・消化器・代謝内科)
【目的】悪性十二指腸狭窄に対する内視鏡的消化管ステント留置術の有用性を明らかにすることを目的として検討を行った。【方法】当院にて2012年2月までに悪性十二指腸狭窄に対して内視鏡的消化管ステント留置術を行った20例(S群)と、同時期に胃空腸バイパス術を施行した20例(B群)の計40例を対象とした。両群の手技成功率、臨床的成功率(臨床的成功:症状の明らかな改善)、手技時間、食事開始までの期間、合併症...

第54回日本消化器病学会大会十二指腸1

悪性胃十二指腸狭窄に対するmetallic stent留置術の有用性と安全性
久居 弘幸(伊達赤十字病院・消化器科)
【目的】地方病院である当院の悪性胃幽門部十二指腸狭窄(MGOO)症例に対するself-expandable metallic stent(SEMS)留置術の有用性と安全性を検討した。
【方法】対象は1999年4月~2012年3月までにSEMS留置術を試みたMGOO 44例のべ52回(年齢46~94歳、平均78歳、男性26例、女性18例、観察期間8~513日、中央値55日)。原発巣は胃22例、...

第54回日本消化器病学会大会十二指腸1

malignant gastric outlet obstruction (mGOO)に対する内視鏡的十二指腸ステントを用いた緩和治療
戒能 聖治(山口大・消化器病態内科学)
【目的】胆・膵領域癌、胃癌をはじめとした消化器癌の進行やその他の癌のリンパ節転移に伴いmGOOを来すことをしばしば経験する。mGOOでは食欲不振、嘔気・嘔吐などの症状を来し、経口摂取が困難となり、QOLが大きく損なわれる。このような病態に対し、十二指腸ステントを内視鏡的に留置することで、患者に大きな侵襲を加えずに症状を緩和することが期待される。当科および関連施設でのthrough the scop...

第54回日本消化器病学会大会十二指腸1

十二指腸乳頭部腫瘍における免疫組織化学的検討
安元 真希子(久留米大・病理学)
【目的】十二指腸乳頭部は解剖学的に複雑な構造を有しており、乳頭部腫瘍の進展様式は症例間により様々である。近年では内視鏡的切除術が行われるようになり、切除前のより正確な臨床病理学的診断が望まれる。今回我々は、十二指腸乳頭部腫瘍の内視鏡的及び外科的切除標本を用い、乳頭部腺腫及び腺癌における免疫組織化学を用い、その発現態度について検討を行った。【方法】内視鏡的及び外科的切除が施行された十二指腸乳頭部腺腫...

第54回日本消化器病学会大会十二指腸1