セッション

検索結果は6件です。

当院における虚血性大腸炎の検討
芳川 昌功(豊橋市民病院・消化器内科)
【目的】虚血性大腸炎は腹痛や下血を主訴に,日常診療でよく遭遇する疾患であり,その多くは,保存的治療で治癒することが多い.しかし,重症例である狭窄型や壊死型では手術を要する.今回,当院で経験した症例をもとに虚血性大腸炎の臨床的特徴を検討した.【方法】平成22年4月から平成24年12月までに経験した229例(平均年齢は62.9歳(24~92),男60人,女169人)の虚血性大腸炎を対象に,一過性型群と...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他3)

検診または大腸検査で発見された無症状大腸癌の検討
橋爪 正(むつ総合病院・外科)
【目的】大腸癌検診または大腸検査で発見された無症状大腸癌の特徴を抽出し検討した.【方法】1986-2009年のA病院外科における初回手術2523例を後向きに解析した.無症状大腸癌(無症状群)は656例(26%),有症状大腸癌(対照群)は1867例である.【成績】無症状群の頻度は2000年以降も増加傾向が続き1986-1991年,1992-1997年,1998-2003年,2004-2009年の頻度...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他3)

当院における大腸癌狭窄に対する大腸ステント留置例の検討
財部 紗基子(東京歯大市川総合病院・消化器内科)
【はじめに】2012年に大腸ステントが保険承認されて以降, 当院で経験した13症例について検討する. 【症例】男性10例, 女性3例. 平均年齢68.4歳(61~87歳). 【部位】直腸3例, S/C 5例, D/C1例, T/C3例, A/C1例. 【目的】術前の減圧目的7例, 姑息的治療目的6例. 【挿入方法】経肛門的イレウス管挿入後2期的挿入2例, 1期的挿入11例. 透視下6例, 内視鏡補...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他3)

当院における経カテーテル的血管塞栓術が有効であった消化管出血例の検討
大屋 一輝(庄原赤十字病院・内科)
【背景・目的】消化管出血の止血に対して内視鏡的止血術が一般的に行われているが,止血困難例や,出血源同定困難例を経験することがある.今回我々は内視鏡的止血困難例に対して,経カテーテル的血管塞栓術(TAE)が有効であった症例について検討した.【対象】当院にて消化管出血に対してTAEを施行した3症例.その内訳は1:大腸憩室出血例,2:十二指腸憩室出血例,3:早期胃癌ESD術後出血例であり,詳細を後述する...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他3)

教室における消化器疾患に対する単孔式腹腔鏡下手術の位置づけ
渡辺 誠(昭和大・消化器・一般外科)
【はじめに】消化器疾患に対して教室で単孔式腹腔鏡下手術(単孔)が導入されてから3年が経過した.【目的】消化器疾患に対する単孔の現状を検討し,教室における単孔の位置づけについて考察する.【結果】教室での単孔の特色はSILSポート+ストレートデバイスを基本とし,3次元的可動域を考慮した鉗子操作にて行っていることである.2012年10月現在88例に施行した.内訳は胆嚢23例,胃2例,右側結腸55例,横行...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他3)

当院における市中発生Clostridium difficile腸炎の特徴
相場 恒男(新潟市民病院・消化器内科)
【背景】Clostridium difficile (CD) 腸炎は,病院・介護施設等での院内発生が知られてきたが,近年欧米では市中感染の増加と高病原性菌株の集団発生が報告されている.わが国でも抗生剤の使用量の増加に伴い市中発生CD腸炎の増加が懸念されている.【対象】近年3年間における当院便培養検査における有症状CD陽性患者のうち,外来初診患者を抽出し市中発生のCD腸炎の特徴を検討し...

第55回日本消化器病学会大会大腸(その他3)