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検索結果は5件です。

クローン病におけるインフリキシマブ投与速度短縮の安全性
鈴木 英雄(筑波大附属病院・光学医療診療部)
【目的】クローン病に対するインフリキシマブは原則2時間以上をかけて緩徐に点滴静注することになっているが,6週までの投与でinfusion reactionが認められなければ,点滴速度を上げて時間を短縮することができる.しかし,国内での投与時間短縮による影響を検討した報告は少ない.【方法】対象は当院にてインフリキシマブの1時間の投与時間短縮が行われたクローン病患者22名.短縮後に生じた有害事象を後ろ...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病4)

クローン病における抗TNF-α抗体投与の2次無効予測因子の検討
岩本 史光(山梨県立中央病院・消化器内科)
【目的】抗TNF-α抗体の登場によりクローン病治療の臨床は変化した.抗体投与の病勢control群(under control群)と病勢悪化群(out of control)の予測因子を明らかにする.【方法】1992年4月から2013年3月までに加療されたクローン病103例のうち抗投与74例を対象とし,2次無効予測因子を検討した.2次無効の定義としては,抗体の投与量変更,間隔短縮,種類変更を余儀な...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病4)

癌化したクローン病14症例の外科的側面からの検討
神山 篤史(東北大・胃腸外科)
【背景】クローン病(CD)に併発する悪性疾患の報告は近年増加しているが,臨床上癌発生の早期診断はきわめて困難である.一般にCD癌化例の予後は不良とされるが,外科的治療の側面から検討した報告は少ない.【目的】CD癌化例の治療成績を外科的側面から検討する.【方法】1999年から2012年までに当科および当科関連施設にてCD癌化例に対して外科的治療を施行した14例の治療成績をretrospectiveに...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病4)

当院におけるクローン病に対するアダリムマブの治療効果の検討
中村 淳(東海大・消化器内科)
【目的】クローン病に対する2番目の生物学的製剤として,2010年に本邦においてもアダリムマブが保険収載された.その治療効果を検討した報告もいくつか見られているが,当院でのクローン病患者に対するアダリムマブの有効性について検討した.【方法】当院において2011年1月以降アダリムマブを使用したクローン病患者26例について,臨床的活動度 Crohn’s Disease Activity Index(CD...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病4)

当院のクローン病に対するinfliximab維持投与療法の現状
金城 徹(琉球大附属病院・光学医療診療部)
【はじめに】クローン病においてinfliximab(IFX)の登場により,患者QOLの向上に寄与しているのは言うまでもない.しかし,寛解導入後維持目的にIFXを投与している症例には,再燃をきたし手術を要する症例も少なからず存在する.今回は当院におけるIFX維持投与療法の現状を検討して報告する.【対象と方法】2002年5月~2012年8月の間に当院でIFXによる寛解導入後,維持投与療法を行った72例...

第55回日本消化器病学会大会大腸(クローン病4)