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検索結果は5件です。

進行再発大腸癌化学療法における分子標的薬の役割
永田 仁(獨協医大・2外科)
進行再発大腸癌治療はFOLFIRIやFOLFOXが中心だが、分子標的薬併用時期は定まってない。大腸癌治療ガイドラインにおいても幾通りもの方法が示されているが、生存期間延長につながる組み合わせについては不明である。当科ではFOLFIRI、FOLFOXで2次治療までを行い、bevacizumabを併用。3次治療では抗EGFR抗体投与を行ってきた。【目的】bevacizumabの1次、2次治療での併用時...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))2

大腸癌に対するBevacizumab併用化学療法における副作用:消化性潰瘍について
中岡 宙子(秋田赤十字病院・消化器病センター)
【はじめに】Bevacizumab(以下BV) は血管内皮細胞増殖因子に対するモノクローナル抗体で、大腸癌等に対する分子標的治療薬として用いられている。その一方で特有の副作用として消化管穿孔、出血、創傷治癒遅延などが知られているが、消化性潰瘍についての報告は少ない。今回我々は、BV併用化学療法における消化性潰瘍の発症に関して検討したので報告する。【対象】2007年4月より2012年3月までにBV併...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))2

高齢者に対するXELOX療法及びXELOX+bevacizumab療法の現状
成田 明子(東京大・消化器内科)
【目的】進行もしくは転移性大腸癌における1st lineの化学療法として、XELOX療法(は標準治療とされるFOLFOX療法と同等であり、種々のガイドラインでも治療の第一選択肢となっている。XELOX療法はFOLFOX療法と比較して、簡便性、患者満足度およびQOLは高くなるとされている(Br J Cancer 2010)が、高齢者においては、副作用も高度でQOLの改善もないとする報告(Lancet...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))2

高血圧(HT)はbevacizumab(BV)併用療法のバイオマーカーをなり得るか?
河合 隆治(日本大・消化器外科)
【目的】BV使用中のHTは,抗癌化学療法中の効果判定バイオマーカーとしての意義が報告されている.今回我々は,切除不能進行再発大腸癌に対するBV併用抗癌化学療法時のgrade 2―3のHTとoverall survival(OS)の関連性をretrospectiveに検討した.【対象と方法】対象は2009年3月から2011年3月までの2年間に当院において加療した切除不能進行再発大腸癌52例.Prim...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))2

抗腫瘍効果からみた切除不能・再発大腸癌に対する分子標的薬の位置づけについて
渡辺 一裕(東京慈恵会医大柏病院・外科)
【緒言】FOLFOX, FOLFIRIの抗腫瘍効果は高いが、さらなる効果を期待して分子標的薬の併用療法が行われるようになってきた。しかし日本における分子標的薬併用療法に関する報告例は少なくその効果は明確でない。我々は大腸癌多発肝転移に対してSOX (TS-1+L-OHP), XELOX (Capecitabine+L-OHP), SOX+bevacizumab (Bmab), SOX+cetuxi...

第54回日本消化器病学会大会大腸(治療(化学療法))2