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検索結果は7件です。

HBVキャリア/既往感染合併の炎症性腸疾患におけるGMAの安全性の検討
生方 聡史(済生会中津病院・消化器内科)
【目的】HBVキャリア/既往感染の炎症性腸疾患(IBD)にステロイド,生物学的製剤を含む免疫抑制剤による治療をそのまま行った時,HBV再活性化が起こる場合があり肝機能障害が出現/増悪し,劇症肝炎となれば死亡の報告もある.本邦の現在のガイドラインでHBVキャリア/既往感染の炎症性腸疾患(IBD)に生物学的製剤を含む免疫抑制剤の治療を行う場合は核酸アナログ製剤の併用が必要になり,そうなれば核酸アナログ...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)

難治性潰瘍性大腸炎に対するタクロリムスによる寛解導入とその後の維持療法の検討
久野 徹(山梨県立中央病院・消化器内科)
背景 2009年7月より難治性の活動期潰瘍性大腸炎に対しタクロリムスが保険適応となった.タクロリムスの難治性潰瘍性大腸炎に対する寛解導入効果は報告されているものの,寛解導入後の再燃予防に関しては追加治療が必要な症例が多く,また寛解維持については保険適応となっていない.目的 タクロリムスによる寛解導入ならびに寛解導入後の経過につき検討する.方法: 当科でタクロリムスを使用した11例,男性7例,女性4...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)

当院での炎症性腸疾患における5-ASA製剤不耐症例の検討
馬場 重樹(滋賀医大・消化器内科)
【目的】5-ASA製剤は潰瘍性大腸炎やクローン病の基準薬と位置付けられ,寛解導入療法や寛解維持療法に用いられる.しかしながらまれに下痢・血便や発熱などの重篤な副作用を経験する.今回,我々は当院通院中の患者のうち5-ASA製剤の副作用で継続投与が不可能であった症例を抽出し,その症例の特徴などについて検討を加えた.【方法】2012年1月から2012年12月までの期間に通院歴のある炎症性腸疾患患者600...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)

当院における潰瘍性大腸炎関連colitic cancerの現況
小野 陽平(今村病院・消化器内科, 鹿児島大大学院・消化器疾患・生活習慣病学)
【はじめに】潰瘍性大腸炎(UC)の治療は従来5-ASA製剤,ステロイド剤が治療の中心であったが,近年免疫調節剤,生物学的製剤等の新規治療が行われるようになった.一方,内科治療の改善に伴い発症後長期間経過する例が増加し,その発癌のリスクが問題となっている.今回,当院におけるUC関連colitic cancer症例の現況を報告する.【症例】当院で加療中のUC患者264例(男女比124/140,平均発症...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)

経口タクロリムスによる難治性潰瘍性大腸炎の長期予後
山口 明香(昭和大・消化器内科)
目的:経口タクロリムス(FK)が潰瘍性大腸炎治療に導入され,その短期的有用性が明らかにされているが,長期の治療成績は十分検討されていない.本研究の目的は,FKによる長期治療成績を明らかにすることである.方法:FKにて寛解導入を試み,かつ52週以上の経過観察が可能であったステロイド抵抗性,依存性の潰瘍性大腸炎23例を後ろ向きに解析した.疾患活動性はClinical Activity Index(CA...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)

当院における潰瘍性大腸炎に対するタクロリムス投与の治療成績
小林 泰輔(埼玉医大総合医療センター・消化器・肝臓内科)
【目的】当院で経験した潰瘍性大腸炎に対するタクロリムス投与例についてretrospectiveに検討した.【対象】2009年9月から2013年1月までの難治性潰瘍性大腸炎17人,延べ21例について検討した.【結果】男:女=14:7.平均年齢41歳(19-84歳).平均罹病期間6.3年.平均観察期間18.8カ月(6-36カ月).重症11:中等症10.ステロイド依存性10:抵抗性9:ナイーブ2.全大腸...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)

サイトメガロウイルス再活性化を合併した潰瘍性大腸炎の治療経過と予後
只野 敏浩(東北大病院・消化器内科)
【背景】サイトメガロウイルス(CMV)再活性化を合併した潰瘍性大腸炎(UC)に対する抗ウイルス薬投与の適応について十分なコンセンサスは得られていない.当院ではCMV再活性化が見られた場合,背景のUC治療に反応不良であることを前提に抗ウイルス薬投与を考慮するが,その際,発熱・肝障害の有無,腸管局所からのCMVの証明の有無,内視鏡的な深掘れ潰瘍の有無等を参考に総合的に投与適応を判断している.今回,当院...

第55回日本消化器病学会大会大腸(潰瘍性大腸炎5)