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検索結果は7件です。

ダブルバルーン小腸内視鏡検査時の放射線被爆線量の測定
名倉 明日香(名古屋大附属病院・光学医療診療部)
【目的】ダブルバルーン内視鏡(DBE)の開発により小腸疾患の診断,治療はめざましく進歩した.DBEは放射線透視下で検査を行うことが多いが,放射線被爆線量を測定した報告はないため,今回DBE時の放射線被爆線量につき検討した.【方法】対象は2006年5月から2008年7月までに当院でDBEを行った415例(重複あり).経口的DBEは190件(観察125件,治療65件),経肛門的DBEは225件(観察1...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)

当院におけるpillcam®パテンシーカプセルの使用経験
新井 修(倉敷成人病センター・肝臓病治療センター)
【目的】当院におけるpillcam®SB2plusによる小腸カプセル内視鏡検査(VCE)の現状につき検討した.【方法】2012年7月から2013年3月までにパテンシーカプセルを内服した25例のうち,内服不能例1例と小腸停滞1例を除く24例(男性8例,女性16例,平均年齢44.4歳(18~80歳))にpillcam®SB2plusによる検査を施行した.この24症例を対象とし,i)患者...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)

カプセル内視鏡による血液維持透析患者の小腸病変の検討
大森 鉄平(東京女子医大病院・消化器病センター消化器内科)
【目的】慢性腎不全に対して血液透析(HD)を行っている 患者で,貧血の進行が経験されることは少なくない. HD患者の貧血の原因として,原疾患に伴う腎性貧血などがあるが,消化管出血を認め,上下部消化管内視鏡検査を施行しても明らかな出血源が同定しえない(OGIB)ことも経験される. 今回,我々はカプセル内視鏡(CE)を用いて,貧血を有するOGIBのHD患者における小腸病変の有無について検討した.【対象...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)

小腸腫瘍(SBT)におけるダブルバルーン内視鏡とカプセル内視鏡の診断能の比較と治療への応用
山村 健史(名古屋大・消化器内科)
【目的】ダブルバルーン内視鏡(DBE),カプセル内視鏡(VCE)の登場でSBTに対する診断能や治療法が向上した.今回,当院で経験したSBTの臨床的特徴を調べ,診断と治療におけるVCEとDBEの位置づけを検討した.【対象と方法】2003年6月~2012年12月にDBEを施行した971例中のSBT194例(男/女=120/74,年齢:56±18歳).CT検査は156例,小腸X線検査は90例,VCEは1...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)

低用量アスピリン起因性小腸粘膜傷害に対するイルソグラジンの効果
斎藤 浩紀(獨協医大越谷病院・消化器内科)
【目的】NSAIDsや低用量アスピリン(LDA)の使用量の増加につれ,これらの薬剤に起因する消化管粘膜傷害・消化管出血の頻度も増加している.カプセル内視鏡(VCE)の普及によりこれらの消化管粘膜傷害のなかで,小腸病変も非常に多いことが明らかになってきた.しかしながらこれらの病変に対する明確な治療法は確立されていない.粘膜防御因子製剤の効果に関する報告は散見されるが健常人を対象としたものが多く,原因...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)

原発性小腸癌に対する化学療法の有用性の検討―多施設(OGF)共同研究―
平尾 元宏(大阪労災病院・消化器内科)
【目的】原発性小腸癌は診断が困難なこともあり,多くは局所進行あるいは遠隔転移を伴う状態で発見される.化学療法が有効であったとする報告も散見されるが,決まったレジメンは確立されていない.今回我々は,原発性小腸癌に対する化学療法の有用性を検討した.【方法】Osaka Gut Forum(OGF)で2006年~2012年に化学療法を受けた進行または再発性小腸腺癌患者を後ろ向きに調査,解析した.一次化学療...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)

当院における小腸腫瘍の臨床経験23例の検討
中田 秀史(高槻病院・消化器内科)
【目的】小腸腫瘍は全消化管腫瘍の1から2%と稀な疾患である.術前診断や早期発見が困難であり,腸閉塞などで緊急手術となることも少なくない.しかし,近年は小腸内視鏡やカプセル内視鏡の開発により症状出現前の発見や診断が可能となってきている.今回我々は,当院で経験した小腸腫瘍23例について検討を行った.【方法】症例は,2004年1月から2012年12月までの9年間で当院において診断・治療を行った小腸腫瘍の...

第55回日本消化器病学会大会小腸(臨床2)