セッション

検索結果は8件です。

当院における非B非C型肝癌の現状
石橋 啓如(国保旭中央病院・消化器内科)
【目的】非B非C型(nBnC)肝癌患者の長期生存に寄与する因子の検討を行った。【方法】1)1990年から2011年迄に当院で診断加療した肝癌1092例(男905、女187、66±9.2歳、HCV853、HBV73、HBVHCV17、nBnC149)を対象にJISscore毎に生存分析を行い、nBnCとウイルス性で平均生存日数と平均年齢の比較をした。2)nBnC肝癌149例(男120、女29、69±...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

当院における非B非C型肝癌患者の特徴について
盛田 篤広(京都第二赤十字病院・消化器科)
【目的】当院における非B非C型(NBNC)肝癌患者の臨床的特徴を明らかにし、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、糖尿病(DM)、アルコール性肝障害(alc)などの背景疾患、HBc抗体陽性の頻度などを検討し、「高危険群」設定の試み及び早期発見、早期治療の方策などを検討した。【対象及び方法】対象は2006年4月より2012年3月までに当科にて加療を行ったNBNC肝癌患者51症例(男性:女性=43:8...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

原因不明肝細胞癌とアルコール性肝細胞癌の臨床的特徴
佐々木 恭(川崎医大・肝胆膵内科)
【目的】非B非C型肝細胞癌(NBNC-HCC)の大半を占めるNASH-HCCを含む原因不明HCC(Cryptogenic-HCC)とアルコール性肝疾患に合併するHCC(Alcoholic-HCC)とを比較検討しその臨床的特徴について検討した.
【方法】1999年から2010年迄に初発のNBNC-HCCと診断した104例を対象として背景肝疾患別に分類し,Cryptogenic-HCCとAlco...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

当院における細胆管細胞癌の検討
加藤 総介(札幌社会保険総合病院・内科・消化器科)
細胆管細胞癌(CoCC)は原発性肝癌の1%以下とされる稀な肝腫瘍である。当院で経験したCoCCについて検討した。
【症例1】70歳代男性、C型慢性肝炎。S6にCTで早期に濃染し後期相/平衡相でも造影効果を示す境界不明瞭な2cmの腫瘍を認め、肝部分切除を施行、病理診断はCoCCであった。1年6ヶ月後に再発し再手術、以後7年間無再発生存中である。【症例2】60歳代男性、脂肪肝でウイルス肝炎なし。...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

ポケットエコーを用いたTACE治療の治療支援
渡邊 幸信(駿河台日本大病院・消化器肝臓内科)
【目的】血管造影時に超音波検査を併用することは、空間分解能の高さを活かした腫瘍濃染像の診断時に行うAngioUSが有名である。しかし簡便な超音波検査とはいってもある程度の大きさを伴っており、血管診断装置のCアームが邪魔になり現実問題として血管造影検査中に使用されることが無いのが現状である。近年超音波診断装置の小型化が進み、ついにはポケットに入る大きさの装置も出現してきた。今回我々はこの小型の超音波...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

マイクロバルーン閉塞下選択的肝動脈塞栓術(B‐TACE)治療時におけるCTHAの有用性
三浦 隆生(駿河台日本大病院・消化器肝臓内科)
【目的】近年血管診断装置の進歩もめざましく、コーンビームCTなどの出現により治療支援も可能となってきている。しかしながら装置が大がかりで高額であるため頻回に装置を更新するわけにもいかないのが現状である。またカテーテルの進歩は細線化やバルーン付きマイクロカテーテルの出現により治療の選択肢は広がる反面、造影効果が担保できない場合も存在するようになった。そこで今回我々は肝動脈塞栓療法に際しCTHAを併用...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

当院でのMPT-TACE後に急速に悪性化した肝細胞癌に対する検討―EPI・MMC-TACE症例と比較して―
新 浩一(福井県済生会病院・内科)
【目的】第三世代白金製剤ミリプラチン水和物(以下MPT)は、脂溶性白金製剤として高い腫瘍効果が期待され,2010年1月から保険収載となった.当院では従来から主にEPI・MMC-TACEを施行してきたが,2010年の約1年間はMPT-TACEが中心に施行された.しかし,最近になってMPT-TACE後の再発症例が目立つようになり,さらに一部で急速に肝細胞癌が進展・悪性化し予後不良の経過を辿る症例に遭遇...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3

肝癌に対するミリプラチンを用いた肝動脈化学塞栓術の短期成績-シスプラチン使用例との比較検討-
盛生 玲央奈(庄原赤十字病院・内科)
【はじめに】ミリプラチンは高い腫瘍滞留性と徐放性が示されており,臨床的有効性や副作用の軽減が期待されている.【目的】肝癌(HCC)に対するミリプラチンを用いた肝動脈化学塞栓術(TACE)の短期成績について,シスプラチン使用例と比較検討を行った.【対象と方法】対象は2010年4月から2011年6月までミリプラチンを用いたHCC45例65回(Mi群) と 2008年4月から2010年3月までにシスプラ...

第54回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍)3