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検索結果は5件です。

抗糖尿病薬Metforminよる胆管癌細胞増殖の抑制機構―MetforminのターゲットmicroRNAの同定
加藤 清仁(香川大・消化器・神経内科)
【目的】近年,抗糖尿病薬であるMetforminが,前立腺癌,乳癌に対して抗癌作用を持つことが報告されている.今回,我々は,Metforminの胆管がんに対する抗癌作用を培養細胞株,実験モデル動物を用いて検討した.更にMetforminの抗癌作用に関連するmicroRNAの同定を網羅的に解析した.【方法】1.in vitroの系:胆管癌細胞株としHuCCT1, HuH28, TFK1を使用し,Me...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍2)

進行肝癌に対するソラフェニブの後治療と予後の関係:多施設での検討
中野 聖士(久留米大・消化器内科)
【目的】今回我々は,進行肝癌症例に対するソラフェニブ治療において,後治療がどのように予後に関わっているかについて検討した.【方法】2009年5月~2013年3月の期間に,当大学関連12施設においてソラフェニブ治療を受けた進行肝癌236例を対象とし,後治療の有無で症例を層別化し予後を比較検討した.【成績】平均年齢は69.8±9.4歳,男性188例・女性48例であった.RECISTガイドラインにより効...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍2)

肝細胞がん肝細胞癌に対する経カテーテル的ミリプラチン動注及び塞栓療法の検討
田中 優作(国立名古屋医療センター・消化器科)
【目的】ミリプラチンは保険適応となり3年が経過したが,Lipiodolの早期消失などの問題点も指摘あり.我々は選択的カニュレーション可能例には塞栓療法(TAE)を併用し,2011年7月以降はミリプラチンを加温したので,その治療成績を報告する.【方法】2010年1月から2012年12月までにミリプラチン動注およびTAEを実施した肝細胞癌患者の35人(初発29例,手術またはRFA後の他部位再発6例),...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍2)

肝癌破裂に対する経カテーテル的血管塞栓術施行例の検討
大沢 光毅(庄原赤十字病院・内科)
【目的】肝癌(HCC)破裂は,出血性ショックから非常に重篤な状態になり得る予後不良な病態であり,一般的に緊急で経カテーテル的血管塞栓術(TAE)が行われる.今回我々は当院でのHCC破裂に対するTAE施行例について検討した.【対象】2005年4月から2012年8月までにHCC破裂に対してTAEを施行した6例を対象とした.年齢57~97歳(平均72歳),全例男性,ウイルス別ではB:1例,C:3例,非B...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍2)

肝硬変・肝細胞癌加療中に大腸出血をきたした6症例の検討
藤原 碧(大阪警察病院・臨床研修医指導センター)
【目的】肝硬変・肝細胞癌の合併症として,食道静脈瘤や胃・十二指腸潰瘍などの消化管出血はよく遭遇する.その中に少なからず門脈圧亢進性胃腸症による出血が認められる.今回,肝硬変・肝細胞癌加療中に大腸出血をきたした症例を経験したので報告する.
【対象】2008~12年に大腸出血により,緊急入院となり内視鏡あるいはIVRによる止血処置を行った肝硬変・肝細胞癌患者6名(男/女=2/4,年齢59~77歳...

第55回日本消化器病学会大会肝臓(腫瘍2)