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検索結果は5件です。

糖尿病患者におけるALT値についての検討
佐藤 智佳子(山形大・消化器内科)
【目的】糖尿病患者では、非アルコール性脂肪性肝疾患などの生活習慣病を合併することが多く、糖尿病患者の死因アンケート調査では肝疾患が多い。糖尿病患者における肝障害の実態を明らかにするため、当院の糖尿病外来通院患者におけるALT値、生活習慣などについて検討した。【方法】糖尿病外来に通院中で同意を得た160名の患者において、飲酒歴、治療内容について情報収集し、身長、体重、血液生化学検査、肝炎ウイルスマー...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-NASH/NAFLD2

一般病院の2型糖尿病診療における脂肪性肝疾患診断の意義
竹田 幸祐(奈良県立五條病院・消化器病センター)
【目的】糖尿病患者では健常者と比べて脂肪性肝疾患(FLD)の合併が多く認められる.生活習慣病に伴う代謝異常の指標として,また,近年肝硬変,肝癌への進展するNASHの危険群として臨床的に重要視されている.今回,1)FLD合併糖尿病患者の臨床像を明らかにする.2)NAFLD,NASH症例に対するpioglitazoneの治療効果につき検討する.【方法】1)当院外来で薬物療法中の2型糖尿病患者の内,平成...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-NASH/NAFLD2

糖尿病医からみた,インスリン治療患者におけるNAFLD・NASH疑いの検討.
百木 忠久(大和市立病院・糖尿病・内分泌内科, 小田原市立病院・糖尿病内分泌内科)
【目的】糖尿病患者死因のトップが肝癌で,NAFLD・NASHとの関連に関心が高い. NAFLD・NASH診断には肝生検が必須であるが,糖尿病医には困難である.ALT30以上・血小板15万以下・飲酒習慣無しをNASHの目安とし,インスリン治療患者における肝機能異常を検討した.【調査対象】インスリン強化療法を1年以上行った123例.男74名,女49名.年齢60.4±10.2歳,BMI23.4±3.3,...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-NASH/NAFLD2

非アルコール性脂肪肝(NAFLD)患者に対する瀉血療法の有用性の検討
安藤 野須子(関東中央病院・消化器内科)
【目的】瀉血療法は慢性C型肝炎患者における体内の鉄過剰状態を改善することでALT正常化を期待できることから、インターフェロン治療無効例などに取り入れられている。非アルコール性脂肪肝(NAFLD)患者でも血中フェリチン値と肝の炎症の関連が指摘されており、NAFLD患者に対する瀉血療法が炎症の鎮静化に寄与するか否かにつき検討を行った。【対象】2008年1月から2010年3月の期間に瀉血療法を行ったNA...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-NASH/NAFLD2

NAFLDとappendectomyの関連性についての検討
中野 正和(獨協医大・消化器内科)
【目的】NAFLDがNASHとなり肝線維化が進展する機序としては, 肝細胞へのTG沈着がおこり(first hit), さらに肝細胞障害要因や遺伝的素因(second hit)などが加わり発症するとされるtwo-hit theoryが広く支持されている. 腸管から門脈への流入するエンドトキシンがsecond hitの原因の一つとして報告され, gut-derived endotoxinとNAFLD...

第53回日本消化器病学会大会肝臓-NASH/NAFLD2