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検索結果は6件です。

H. pylori除菌一次療法としてのPAM療法の有用性
菊池 保治(聖隷沼津健康診断センター)
当センターでは2009年4月から人間ドックのオプション検査としてH. pylori尿中抗体検査を実施している.それに伴い2009年7月にH. pylori除菌専門外来を開設した.H. pyloriの1次除菌法として保険承認されているのはPPI+AMPC+CAM (PAC) 療法であるが,CAM耐性菌の増加により除菌率が低下している.そこで自由診療受診者を対象に,本来2次除菌法であるPPI+AMPC...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(H.pylori 1)

Helicobacter pylori(HP) 除菌後の血清抗 HP IgG抗体価およびペプシノゲンI ・II値の長期的推移
冨山 剛(自治医大・健診センター)
【目的】除菌治療後の血清HP IgG抗体価(HP抗体価)やペプシノゲン(PG)値の長期的推移に関する報告は少ない.今回我々は,除菌後10年までのHP抗体価およびPG値の推移に関し検討した.【方法】平成23年1月から平成25年2月に当院の健診センターを受診し,除菌成功後3年以上のHP抗体価およびPG値の推移を評価可能であった71例を対象とした.男女比は34:37,平均年齢は56.7歳,除菌対象疾患は...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(H.pylori 1)

血液透析患者のHelicobacter pylori感染の検討
高橋 典子(岐阜大附属病院・総合内科)
【目的】血液透析患者でのHelicobacter pylori(H. pylori)感染率を非透析患者と比較する.【方法】対象は,2010年1月から2011年9月までに上部消化管内視鏡検査を施行した成人患者である.内視鏡検査は全て1人の医師が施行し,迅速ウレアーゼ法もしくは組織鏡検法のいずれかが陽性の時にH. pylori陽性とした.【結果】対象は男性60例,女性74例の計134例(平均年齢63±...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(H.pylori 1)

当院におけるH. Pyloriの一次除菌率・二次除菌率の年次推移についての検討
堀井 孝容(堀井医院)
【目的】近年H. Pylori一次除菌率の低下が指摘されている.Clarithromycin(CAM)耐性が主な原因とされているが,過去の文献では経時的な除菌率の低下については賛否両論がある.今回当院における一次・二次除菌率の推移,ならびにCAM800mg/日・400mg/日投与での一次除菌率の比較検討を行なった.【方法】対象は2006年から2013年に当院で治療した一次除菌症例714例,二次除菌...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(H.pylori 1)

H. pylori 除菌治療後におけるレバミピドの投与効果について-多施設共同研究-
鎌田 智有(川崎医大・消化管内科)
【背景と目的】現在,除菌による胃癌の予防効果が示されているが,除菌後の異時性胃癌発生や消化器症状の継続などから,除菌後の治療継続の必要性を検討することは重要である.胃炎・胃潰瘍治療薬であるレバミピドは胃粘膜血流量の増加,抗炎症作用など有している.今回,除菌後にレバミピドを投与し,組織学的胃炎,自覚症状などの推移を検討した.【対象と方法】除菌を施行した胃潰瘍,胃炎,早期胃癌内視鏡的治療後の計206例...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(H.pylori 1)

当院職員におけるヘリコバクターピロリ感染と生活習慣病との関連
藤枝 真司(茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター・消化器内科)
【背景】人口10万あたりの胃癌の年齢調整死亡率は減少傾向ではあるが,罹患率は未だに高く,粗死亡率はむしろ男性で増加している.胃癌とヘリコバクター・ピロリ(HP)との関連が様々な研究で報告され,胃癌の一因と考えられている.また,早期胃癌内視鏡治療後のHP除菌治療が胃癌の再発を抑制する研究結果が報告され,HPと胃癌の関連,HP除菌の重要性が確認された.胃粘膜萎縮が胃癌のリスクになることが報告され,ペプ...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(H.pylori 1)