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検索結果は5件です。

Helicobacter pylori(Hp)陰性健常成人におけるProton Pump inhibitor(PPI)間の夜間酸分泌抑制力の比較検討:Izumo night pH study
古田 賢司(島根大・2内科)
夜間の胃酸分泌はGERDの夜間の症状や逆流性食道炎の重症度と関連し そのコントロールはGERD診療において重要と考えられている.しかしPPI間の夜間胃酸分泌抑制力を比較した報告は少ない.【目的】GERD治療の標準用量であるEsomeprazole(EPZ)20mgまたはRabeprazole(RPZ)10mgを1日1回夕食前または夕食後に投薬し夜間酸分泌抑制力を比較検討する.【方法】Hp 第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(その他2)

胃石の3例
猪股 英俊(清田病院・消化器科)
胃石は,比較的希な疾患であるが,高頻度に胃潰瘍や腸閉塞を合併するため,診断された時点で,速やかに除去すべきとされる.また内視鏡治療例が報告されているが,時に難渋する.今回,当院で経験した胃石の3症例を報告する.【症例1】75歳,男性.既往:30年前に十二指腸潰瘍で胃切,B-Ι 再建.主訴:心窩部不快感・腹満感.内視鏡検査にて,7×4cmの胃石を認めた.外殻は,比較的硬かったが,砕石バスケットにて一...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(その他2)

当院で経験した上腸間膜動脈症候群(SMA症候群)4例の検討
真川 祥一(松阪中央総合病院・胃腸科)
【緒言】SMA症候群は診断基準及び治療法に一致した見解がない.原因不明の腹痛及び嘔吐を主訴とすることが多いが当疾患を念頭に置いて診療しなければ見落としかねない疾患である.また,慢性膵炎や周期性腹痛症等と診断され経過観察されうる疾患でもある.【症例】例1:57歳男性.突然の嘔吐で発症し,絶食にて経過観察し軽快入院15日で退院するも退院後症状の再発し,胃空腸吻合術を施行し術後25日で退院した.例2:6...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(その他2)

当院における悪性胃十二指腸狭窄に対するメタリックステント留置術の現状
三上 博信(島根県立中央病院・消化器科)
【目的】切徐不能悪性胃十二指腸狭窄に対する治療として,バイパス手術が一般的に行われていた.2010年4月よりメタリックステント留置術が保険収載され,より低侵襲な治療の選択肢ができた.当院におけるステント留置術の検討を行った.【対象】2010年4月の保険収載から,2013年2月までの期間において,当院にて行われた胃十二指腸ステント留置術は7例(胃癌5例,直腸癌1例,膵頭部癌1例).男性3例,女性4例...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(その他2)

非ポリポーシス性非乳頭部十二指腸腺腫/癌は胃癌・大腸癌を高率に合併する
丸岡 大介(千葉大大学院・消化器・腎臓内科学)
【目的】ポリポーシス性疾患のない非乳頭部十二指腸腺腫/癌(以下,SNADA)においては,高率に大腸腺腫性病変を合併するという報告が散見される.一方で,胃癌との重複については,これまでにまとまった報告はない.我々はこれまでに,非乳頭部十二指腸高異型度腺腫・粘膜癌における内視鏡的切除術の有効性について報告してきた.今回我々は,SNADAにおける,胃癌・大腸腺腫/癌の合併の頻度について,自験例で検討する...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(その他2)