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検索結果は6件です。

13C-炭酸カルシウムを用いた呼気試験による胃酸分泌能の評価についての検討
新海 洋彦(東北大病院・消化器内科)
【目的】13Cを用いた呼気試験は、その簡便性、安全性からH. pylori診断用の13C-尿素呼気試験を始め、多くが臨床的に応用されている。13C-炭酸カルシウム(Ca13CO3)は中性の水にはほとんど溶解しないが、塩酸などの強酸と反応して13CO 第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)2

仮想化内視鏡による病変描出率の検討
古川 和宏(名古屋大大学院・消化器内科学)
【目的】画像解像度の向上と表示方法の進歩により仮想化内視鏡の診断能は向上し、特に大腸領域においてはCT colonographyとして欧米を中心に普及しつつある。一方、上部消化管領域においては仮想化内視鏡の臨床応用は進んでいない。今回我々は仮想化内視鏡による上部消化管病変に対する病変描出率を評価し、スクリーニング及びがん検診への応用の可能性について検討を行った。【方法】当科では胃癌の術前CT検査に...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)2

出血性胃十二指腸潰瘍における内視鏡的止血困難例の検討
神野 秀基(三豊総合病院・消化器科)
【目的】出血性胃十二指腸潰瘍に対する内視鏡的止血術は、deviceの改良により飛躍的に成功率が向上しているが、一次止血後に再出血をきたす症例や外科的手術またはIVRを要する症例も少なからず存在する。今回、一次止血のみでは治癒し得なかった症例について検討した。【方法】2010年4月から2012年3月までに当院で緊急内視鏡的止血術が施行された出血性胃十二指腸潰瘍98例(男性82例、女性16例、平均年齢...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)2

超高齢者の上部消化管出血症例の特徴
深澤 佳満(山梨県立中央病院・消化器内科)
【背景】社会の高齢化が進み、高齢者の上部消化管出血に対する治療の機会が増加している。【目的】高齢者の上部消化管出血の特徴を明らかにする目的で検討を行った。【方法】2008年1月~2012年2月に当院で内視鏡的止血術を行った食道胃静脈瘤を除く321名(433症例)のうち、超高齢者群(90歳以上、n=14)、若年者群(50歳以下、n=21)に分類し、retrospectiveに比較検討した。【結果】年...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)2

当院における高齢者上部消化管出血に対する緊急内視鏡的止血術の現況
木村 治紀(国立呉医療センター・中国がんセンター消化器科)
【目的】今回我々は高齢者上部消化管出血に対する緊急内視鏡的止血術の有用性を検討した.【方法】平成17年8月から平成24年2月に上部消化管出血に対して緊急内視鏡的止血術(静脈瘤を除く)を施行した227例を対象とし,70歳以上の高齢者群115例(男性69例,女性46例,以下A群)と非高齢者群112例(男性94例,女性18例,以下B群)の2群に分け,患者背景,治療成績について検討した. 【成績】基礎疾患...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)2

胃癌髄膜癌腫症の3例
荒畑 恭子(東京歯大市川総合病院・消化器内科)
【はじめに】髄膜癌腫症は癌細胞が脳や脊髄の軟膜にびまん性に浸潤する転移様式であり、全癌患者の約5%にみられ、原発巣として胃癌が多いと言われている。われわれも最近胃癌による髄膜癌腫症の3例経験したため、文献的考察を加えて報告する。【症例1】66歳男性。めまい・ふらつきを主訴に前医を受診。頭痛、嘔気と両側難聴を自覚したために当院紹介入院となった。聴力検査で両側感音難聴、神経所見は右注視時複視、失調性歩...

第54回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(症例報告/その他)2