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検索結果は5件です。

胃ESDは蠕動を低下させるのか?~呼気試験を用いた胃排出能の検討~
渡辺 晃(福島県立医大・消化器・リウマチ膠原病内科)
【目的】ESDの導入により,広範な早期胃癌も切除可能になった.しかし,切除後の内視鏡観察時に食残がみられる症例をしばしば経験し,ESDは胃排出能を低下させる可能性があると考えた.そこで,呼気試験法でESDの胃排出能に対する影響を検討した.【方法】2010年7月から2012年12月までに80歳未満の胃ESD患者51例を対象とした(男性34例, 女性17例,平均68.9歳).試験食とし13C-acet...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(良性3)

抗血栓療法施行中に発症した上部消化管出血症例の臨床的検討
脇田 重徳(安城更生病院・消化器内科)
【目的】人口の高齢化に伴って抗血栓薬の内服患者が増加しているが,近年消化管出血が問題となってきている.今回,我々は抗血栓療法施行中に発症した上部消化管出血例の臨床像について検討したので報告する.【方法】2009年1月から2012年3月までに当院に入院した上部消化管出血のうち,悪性疾患及び肝硬変合併例を除外した,抗血栓薬内服患者82例(内服群)を対象に基礎疾患,服用薬剤,出血病変,治療経過,転帰につ...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(良性3)

薬剤溶出性ステント留置後の抗血栓薬内服患者における消化管出血の検討
三浦 眞之佑(安城更生病院・消化器内科)
【目的】薬剤溶出性ステント(Drug-eluting stent; DES)留置後は抗血栓療法が不可欠とされているが,抗血栓薬の増加・長期化に伴って出血性合併症が問題となってきている.今回,DES留置後の抗血栓薬内服患者において,消化管出血の現状を検討したので報告する.【対象と方法】2010年6月から2011年12月までに当院にてDESを留置した401例(男女比327:74,平均年齢67.8±9....

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(良性3)

当院における異所性静脈瘤治療の現状
岩田 恵典(兵庫医大・内科(肝・胆・膵科))
【はじめに】肝細胞癌治療が確立されてきた現在,長期生存可能な肝硬変患者では,食道静脈瘤以外の胃や直腸,十二指腸などの異所性静脈瘤に対しての治療も重要である.当院での胃穹窿部静脈瘤(Lg-f),異所性静脈瘤に対する治療成績を検討し,治療の現況につき報告する.【対象と方法】2007年4月から2012年10月までに当院肝胆膵科を初診となったLg-f30例,直腸静脈瘤1例,十二指腸静脈瘤1例を対象とした....

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(良性3)

当院において治療を行った十二指腸静脈瘤3例の検討
北川 美香(名古屋市立東部医療センター・消化器内科)
【背景】十二指腸静脈瘤は非常に稀であり確立した治療はない.破裂すれば予後不良であるが予防的治療の適応も不明で経過観察例は少なくない.今回我々は当院で治療を要した十二指腸静脈瘤の3例につき文献的考察を踏まえて検討した.【症例1】68歳男性,B型肝硬変,肝癌にて通院中,十二指腸静脈瘤を認めるも経過観察.2007年頃よりシャント脳症を繰り返し2008年1月某日BRTO施行.静脈瘤は消失し肝性脳症は改善し...

第55回日本消化器病学会大会胃・十二指腸(良性3)