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第53回日本消化器病学会大会胃-H.pylori

Helicobacter pylori感染による胃上皮からの炎症性サイトカイン産生に対するイルソグラジンマレイン酸塩の効果
松成 修(大分大・環境・予防医学)
【背景】:イルソグラジンマレイン酸塩(以下イルソグラジン)は、胃粘膜細胞の恒常性を維持する作用、胃粘膜を防御する作用や抗炎症作用があり、飲酒者や喫煙者では、除菌治療後の潰瘍治癒率は、イルソグラジンがH2阻害剤より優れているという報告が最近なされ注目されている。我々は以前、イルソグラジンの抗炎症作用には、炎症性サイトカイン(Interleukin-8)産生抑制が関与していると発表したが、未だ不明な点...

第53回日本消化器病学会大会胃-H.pylori

ヘリコバクター・ピロリ除菌療法は血管内皮機能を改善させる
山森 一樹(大阪掖済会病院・消化器内科)
【目的】血管内皮機能障害は内臓脂肪量と強く相関し、心血管疾患において検出可能な最も早期の段階として注目されている。血管内皮機能は、従来エコープローベを用いて駆血開放後の上腕動脈の反応性血管拡張で測定されていたが、近年指尖脈波による反応性充血を測定する方法が開発され、臨床応用されている。同法は従来法に比し、単一血管ではない血管床を反映する、術者の技量に依存しない、再現性に優れているなどの利点がある。...

第53回日本消化器病学会大会胃-H.pylori

健常者の血清亜鉛濃度とHelicobacter pylori感染および胃粘膜萎縮の関連についての検討
岡田 有史(弘前大大学院・消化器血液内科学)
【目的】亜鉛は生体内において創傷治癒や免疫機能の維持などに必要不可欠とされる。近年Helicobacter pylori(以下H. pylori)感染と微量元素との関連に関する報告が散見されるが、それらの報告は海外(特に発展途上国)のものが僅かにあるのみであり、健常者を対象とした報告はない。今回我々は、一般住民健診を受診した健常成人を対象に、血清亜鉛濃度とH. p...

第53回日本消化器病学会大会胃-H.pylori

ヘリコバクターピロリ感染の生活習慣病への影響--感染者・非感染者間の比較--(血清アディポネクチンレベルの検討を含めて)
安藤 貴志(社会保険京都病院・消化器内科)
【緒言】ピロリー菌(Hp)感染と生活習慣病との関係が徐々に解明されつつある。今回我々はHp非感染者とHp感染者を比較し、生活習慣病の指標としてのアディポネクチンやその他の関連マーカーとの関係について検討した。【対象と方法】胃粘膜培養およびHpIgG抗体にてHp感染陰性と確認されたHp非感染者群(以下、非感染群)49名(年齢50.90±11.99歳、男性25/女性24)と、Hp感染陽性患者49名(年...

第53回日本消化器病学会大会胃-H.pylori