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検索結果は5件です。

胃がん治療におけるパクリタキセルとドセタキセルの交差耐性の検討
志村 貴也(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
【目的】Paclitaxel (PTX)とDocetaxel(DOC) は共にtaxane系抗がん剤に分類され進行再発胃がんに対して日常臨床において使用されている。PTXとDOCは同様の抗腫瘍メカニズムをもつが、これまでに胃がんに対する両薬剤の交差耐性についてはほとんど検討されていない。今回進行胃癌に対するPTXとDOCの交差耐性について検討した。【方法】2004年4月から2010年3月までに名古...

第53回日本消化器病学会大会胃-治療(化学療法)3

治験・臨床試験の適格基準を満たさない切除不能・再発胃がん患者に対するXP(カペシタビン+シスプラチン)療法の治療成績
杉本 直俊(大阪府立成人病センター・臨床腫瘍科)
[緒言]欧米における切除不能・再発胃がん患者に対する標準療法のひとつであるXP(カペシタビン+シスプラチン)療法は本邦においても2010年8月に公知申請がなされ、2011年2月にカペシタビンの承認追加がなされた。しかしXP療法(80mg/m2、3週毎)はSP療法(60mg/m2、5週毎)よりシスプラチンのDose Intensityが高く、後期高齢者や腹...

第53回日本消化器病学会大会胃-治療(化学療法)3

手術不能進行・再発胃がん10例に対するPSC3剤併用療法
伊奈 研次(名古屋記念病院・化学療法内科)
【目的】経口フッ化ピリミジン製剤であるS-1の開発により、手術不能進行・再発胃がんに対する化学療法の成績が向上した。日本ではS-1/ CDDP併用療法が手術不能進行・再発胃がんに対する標準化学療法と考えられているが、20%程度に増悪する例もみられ、さらなる治療成績の向上が期待される。今回、当院でS-1/ CDDP療法にタキサン系抗がん剤であるpaclitaxelを加えた3剤併用(PSC)療法を行っ...

第53回日本消化器病学会大会胃-治療(化学療法)3

消化管における神経内分泌がんの治療成績の現状
安藤 孝将(富山大・3内科)
【目的】消化管の神経内分泌がん(neuroendocrine carcinoma)は極めて稀な組織型であるため、標準治療は確立されておらず、肺小細胞がんに準じた治療方法が推奨されている。消化管における神経内分泌がんの治療成績を後方視的に解析し、各臓器における治療成績の現状を検討した。【対象及び方法】2006年4月から2010年12月までに神経内分泌がんと診断され、化学療法又は、化学放射線療法を施行...

第53回日本消化器病学会大会胃-治療(化学療法)3

化学療法無効の切除不能・再発胃癌に対するがんペプチドワクチン療法の第I相臨床試験
東原 良恵(順天堂大・消化器内科)
【目的】近年、切除不能進行癌の化学療法無効例に対し新たな治療法としてペプチドワクチン療法が注目されている。今回我々はゲノム包括的遺伝子情報を活用し決定された胃癌に対する新規腫瘍抗原であるURLC10由来HLA-A*2402拘束性エピトープペプチドとVEGFR1由来の腫瘍新生血管抗原エピトープペプチドを用いたペプチドワクチンの第I相臨床試験を行った。【方法】2009年8月から当科で化学療法無効となっ...

第53回日本消化器病学会大会胃-治療(化学療法)3