セッション

検索結果は5件です。

高齢者の出血性胃十二指腸潰瘍症例の検討
岡本 康治(松山赤十字病院・胃腸センター(消化器科))
【目的】高齢者の出血性胃十二指腸潰瘍の臨床的特徴を明らかにすること【方法】最近9年2か月間に当センターで内視鏡的止血術を施行した出血性胃十二指腸潰瘍567例を対象とした。567例をWHOの定義に基づき、64歳以下の非高齢者群、65~74歳までの前期高齢者群、75歳以上の後期高齢者群に分類し各群の臨床像を遡及的に比較検討した。さらに検討期間を前半と後半(各4年7か月間)に分け両期間の各群の臨床像を比...

第53回日本消化器病学会大会胃-良性疾患2

高齢者における出血性胃・十二指腸潰瘍は発症予防が重要である
高嶋 志保(香川県立中央病院・消化器内科)
【目的】高齢者における出血性胃・十二指腸潰瘍の特徴を明らかにする。
【方法】対象は、2000年1月から2010年12月の間に吐血あるいは下血にて緊急内視鏡止血を行った出血性胃・十二指腸潰瘍390例(男性286例、女性104例、平均年齢67.5±14.9歳)である。70歳以上の高齢群194例と69歳以下の非高齢群196例を比較検討した。
【成績】高齢群と非高齢群との比較ではいずれも実数は...

第53回日本消化器病学会大会胃-良性疾患2

超高齢者の出血性胃潰瘍における臨床的特徴と内視鏡的治療成績
宮木 英輔(広島市立安佐市民病院・内科)
【目的】超高齢者における出血性胃潰瘍の臨床的特徴と内視鏡的治療成績について検討する。【対象と方法】対象は2010年10月までに当院において吐・下血のため,緊急上部消化管内視鏡検査を施行した出血性胃潰瘍409例(男性295例,女性114例)。これらを80歳以上の超高齢者をA群,80歳未満の非超高齢者群をB群の2群に分け臨床的特徴と内視鏡的治療成績について検討した。検討項目は年齢,性別,合併症,最低H...

第53回日本消化器病学会大会胃-良性疾患2

胃潰瘍に伴う上腹部症状に対するH2RA+エグアレンナトリウム併用治療の効果~PPIとの多施設、2群間、前向き比較検討~
藤澤 智雄(松江赤十字病院・消化器内科)
【目的】日常の胃潰瘍診療においては、潰瘍治癒と共に早期の自覚症状改善が重要となるが、どの薬剤の使用がすぐれているかについてはエビデンスが十分でない。そこで今回我々は、早期の自覚症状改善効果を特徴に持ち、H2受容体拮抗薬(H2RA)と併用して使用されるエグアレンナトリウム(egualen)について、症状日誌と出雲スケールを用い、PPIと比較した多施設、2群間、前向き比較試験をおこなったので報告する。...

第53回日本消化器病学会大会胃-良性疾患2

出血性胃十二指腸潰瘍の内視鏡的止血困難例に対する血管内治療
林 雅博(新潟市民病院・消化器内科)
【はじめに】出血性胃十二指腸潰瘍は消化器医の遭遇する救急疾患の中でも、最も頻度が高い疾患の一つである。殆どは緊急内視鏡により止血がなされるが、ごく一部の止血困難例に対しては、救命のため外科的手術を行う場合が多い。しかし一部には、その動脈性出血に対する経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)が有用な場合もあるとされる。今回我々は内視鏡的止血困難例に対してTAEを施行した症例をまとめて報告する。【症例】20...

第53回日本消化器病学会大会胃-良性疾患2