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検索結果は7件です。

肝門部及び上部胆管癌のMDCTによる神経周囲浸潤診断
萱原 隆久(静岡県立総合病院・消化器内科)
【背景】肝門部および上部胆管癌の術前検査において、癌の水平方向・垂直方向への進展診断はMDCTの他、IDUSやPOCSが有用とされる。一方で、胆管外、特に神経周囲浸潤(pn)についての評価は十分になされてはいない。【目的】術前MDCT所見と切除標本の病理所見を用いて検討し、pnの程度とCT値と関連性に注目し、術後再発との関連性を明らかにする。【方法】平成18年1月から平成22年12月までの4年間に...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2

ERCP関連手技におけるパルス透視と連続透視の比較検討(Prospective randomized single-center study)
吉村 透(土岐市立総合病院・消化器科)
【目的】被曝量の低減を目的にパルス透視が開発されたが、画像劣化、検査時間延長の可能性も考えられ、実際に被曝量の低減に有用であるかの検討が必要である。今回、ERCP関連手技におけるパルス透視(15/s)と連続透視をprospectiveに比較検討した。【方法】対象は2011年1月から3月までに試験参加の同意が得られ、透視条件を無作為に割り振りERCP関連手技施行した35例。透視画像(術者と助手が透視...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2

胆管狭窄を伴う膵癌症例に対する経乳頭的胆管生検の診断能に寄与する因子の検討
木村 公一(静岡がんセンター・内視鏡科)
【目的】近年、膵癌の組織診断にはEUS-FNAが用いられている。悪性胆道狭窄例では、経乳頭的胆道ドレナージ時に胆管狭窄部からの鉗子生検は容易であり、胆管癌では広く施行されているが、膵癌例での報告は比較的少ない。今回、胆管狭窄を伴う膵癌に対する経乳頭的胆管生検の診断能に寄与する因子を検討した。【対象と方法】対象は2003年9月から2010年8月の期間に画像所見および臨床経過から膵癌と診断した症例のう...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2

胆道疾患に対するOptical Coherence Tomographyの有用性についての検討
鈴木 雅貴(宮城県立がんセンター・消化器科)
【背景・目的】近年、光の干渉現象を利用して微細な断層像を得るOptical Coherence Tomography(OCT)が開発され実用化されている。OCTは管腔内超音波検査法(IDUS)の10倍、300MHzに相当する分解能を持つとされる。今回胆道疾患に対し、OCTとIDUSを同時に施行しそれぞれの有用性について検討した。【対象・方法】2008年8月から2011年2月までにOCTを施行した症...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2

術前シミュレーションに必要な造影脈管画像および肝GSAシンチの3D fusion画像
濱崎 景子(長崎大大学院・腫瘍外科学)
【目的】肝および膵切除において術前画像診断による腫瘍局在とその進展範囲、脈管との位置関係を立体的に把握することは有力な情報となりうる。最新の高解像度画像機器の進歩とワークステーション上の3D画像解析を用いると脈管系の3D構築や各種画像のfusion画像作成が可能で術前シミュレーションに応用できる。当教室の取り組みについて報告する。【方法】3D脈管像の撮影手段は、1) 64列MDCT、2)胆管系は6...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2

十二指腸乳頭部腫瘍におけるMR拡散強調像(diffusion weighted imaging:DWI)の有用性についての検討
長浜 正亜(昭和大藤が丘病院・消化器内科)
【はじめに】十二指腸乳頭部腫瘍の良悪性の鑑別は治療方針を大きく左右する一方、各種画像検査や生検病理診断で判定困難な病変がある。今回われわれは十二指腸乳頭部腫瘍に対するMR拡散強調像(diffusion weighted imaging:以下DWI)の診断の有用性について検討を行った。【対象】2009年1月1日から2011年2月28日までに当科で経験した十二指腸乳頭部腫瘍のうち生検もしくは手術で組織...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2

膵・胆道癌の機能画像診断にPETは必要か
柘野 浩史(津山中央病院・消化器科・内視鏡センター)
【目的】PETは、形態画像であるCTやMRIとは異なり、機能画像として付加する診断情報が得られる。また、PETとCTの融合画像診断(PET/CT)が最近導入され、診断精度が向上している。同様の機能画像としては、MRI拡散強調画像(DWI)も近年急速に普及している。DWIは通常のMRIがあれば設備投資は不要で、コストが安く、被曝がなく、高血糖の影響を受けない利点もある。もし、DWIがPET/CTの診...

第53回日本消化器病学会大会胆道-診断2