セッション

検索結果は6件です。

当院における放射線単独療法を施行した食道癌9例の検討
安達 神奈(西神戸医療センター・消化器科)
【はじめに】食道癌に対する根治的治療は内視鏡的治療,外科治療,化学放射線療法などが標準的治療とされる.しかしながら様々な理由から標準的治療に耐えられない場合もある.そこで今回我々は当院で経験した放射線単独療法を施行した食道癌9例について検討したので報告する.【対象】2010年1月~2012年12月までに放射線治療を行った9例(平均観察期間251日).【結果】男性7例,女性2例.年齢中央値78歳(5...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(悪性2)

抗糖尿病薬Metforminによる食道扁平上皮癌細胞増殖抑制効果に関連するmicroRNAの解析
小林 三善(香川大・消化器・神経内科, KKR高松病院・内科)
[目的]近年,抗糖尿病薬であるMetforminが抗癌作用を持つことが報告されている.今回我々はMetforminが食道扁平上皮癌に対して,抗癌作用を持つことを,培養細胞株,実験モデル動物を用いて検討した. [方法]1. in vitroの系:食道扁平上皮癌細胞株T.T,KYSE30,KYSE70を使用しMetformin投与による細胞増殖をcell proliferation assayにより検...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(悪性2)

当院における女性食道扁平上皮癌の患者・臨床背景の検討
林 暁洋(鳥取大・機能病態内科)
【目的】食道癌は喫煙・飲酒習慣など原因となる生活習慣の違いから男女比が約6:1と男性に多いが,女性の食道癌患者の詳細な臨床背景の検討は十分になされていない.今回,我々は当院における女性食道癌患者の臨床的特徴について男性症例と比較検討した.【方法】対象は2004年1月から2011年12月までに,当院にて診断・治療を行った食道扁平上皮癌症例304例(男274:女30,平均年齢 67.5歳)である.それ...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(悪性2)

食道小細胞癌の4症例
中井 敦史(兵庫県立尼崎病院・消化器内科)
【症例1】72歳の女性,右頚部リンパ節腫瘍と嚥下障害を主訴に当院受診.上部消化管内視鏡にて胸部上部食道に2型腫瘍を認め,生検にて食道小細胞癌と診断された.多発リンパ節転移と肺転移を認め,stageIVbであり,CDDP/VP-16で治療を開始したが病状進行に伴い,AMRに移行した.その後,肝転移,腹部リンパ節腫大を認め,化学療法CPT-11を2コース施行.治療開始後,第243病日で死亡した.【症例...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(悪性2)

当院消化器病センターにおける食道癌治療の検討
上原 早苗(国立高崎総合医療センター・消化器病センター)
【目的】食道癌治療はガイドラインが示されてはいるものの,各施設における治療方針は必ずしも統一されていない.当院における食道癌治療の現状について報告する.【対象・方法】2009年6月から2012年12月までの期間に,当院消化器病センターにて食道癌と診断,治療された62例を対象とした.性別は男性54例,女性8例.平均年齢72.3歳.病変部位は頸部食道7%,胸部上部食道19%,胸部中部食道37%,胸部下...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(悪性2)

食道表在癌に対するEMRとESDの治療成績の比較検討
田近 正洋(愛知県がんセンター中央病院・内視鏡部)
【背景】2008年4月から食道表在癌に対するESDが保険適応となり,従来のEMRに比しより大きな病変の切除が可能となった.そのため以前であれば外科手術や化学放射線療法(CRT)の適応とされた症例も初回治療として内視鏡治療を選択することも増え,その治療成績に変化が生じている可能性がある.【目的】当院における食道表在癌に対するEMRとESDの治療成績を比較検討する.【方法】2008年から2011年まで...

第55回日本消化器病学会大会食道・咽頭(悪性2)