セッション

検索結果は7件です。

嚥下困難症例に対するHigh-resolution manometryによる食道運動機能評価
星野 真人(東京慈恵会医大・消化管外科, Creighton University Medical Center)
【背景と目的】嚥下困難を主訴とする患者に対して、これまでに食道運動内圧検査や食道内インピーダンスpHモニタリング検査などでその病態が評価されてきた。今回われわれは、HRMを用いて嚥下困難を認める患者の食道運動機能評価を行った。【対象と方法】Creighton University Medical CenterにおいてHRMと上部消化管内視鏡検査を施行した症例の中で、胃食道逆流症もしくは食道運動機能...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)

化学療法が奏効した類基底細胞食道がんの2例
山内 理海(県立広島病院・臨床腫瘍科)
食道がんにおいて類基底細胞がん(basaloid carcinoma)はまれな組織型である.頭頸部がん領域での治療成績はよく検討されているが,食道がんに関する報告,特に化学療法に関するものは少ない.われわれは転移性類基底細胞食道がんに化学療法が奏功し,比較的長期の生存を得ることができた2例を経験したので報告する.
症例1:72歳男性.胸のつかえの精査にて,食道がん(basaloid - sq...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)

当院における食道小細胞癌3例の検討
森 義徳(名古屋市立大大学院・消化器・代謝内科学)
食道小細胞癌はまれな疾患であり、予後は極めて不良である。当院における食道小細胞癌3例について報告する。【症例1】56歳、男性、2008年8月検診食道異常影にて当院受診。内視鏡検査にて中部食道に立ち上がりなだらかで表面平滑な隆起性病変を認めた。病理組織検査にて小細胞癌と診断。明らかな転移を認めなかった。術前化学療法としてHigh-dose FP療法2コース施行後、食道全摘術施行。2009年1月CPT...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)

PPI不応性NERDとして扱われていた食道運動障害の症状評価の検討
井澤 晋也(愛知医大病院・消化器内科)
【目的】実地臨床においてPPI不応性NERDと診断される患者群の中には、症状発現の原因として胃食道逆流以外に食道運動障害が存在することが知られている。今回PPI不応性NERDとして扱われていた患者群に食道内圧検査を行い食道運動障害の頻度、背景因子、各種症状、心理的要因を検討した。【方法】週2回以上の胸やけ症状を訴え上部消化管検査では器質的異常を認めず、常用量のPPIの内服を8週間以上継続したにもか...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)

Clinical characteristics and natural history of asymptomatic erosive esophagitis
J. H.  Oh(The Catholic University of Korea)
Objective: Asymptomatic erosive esophagitis is a common, yet rarely reported disease. We investigated risk factors related to asymptomatic erosive esophagitis and the natural history of both endoscopi...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)

瀑状胃はメタボリック症候群と関連し、胃食道逆流症状のリスクファクターとなる。
川田 晃世(群馬大附属病院・病態制御内科学)
【目的】 瀑状胃は バリウム検査によって診断される特徴的な胃形態であり,様々な上腹部症状と関連している. これまでに我々は瀑状胃が上腹部症状と関連し,肥満が多いことを報告しており, 瀑状胃が内臓脂肪症候群と関連し, 腹圧の上昇を介して逆流症状を引き起こすことも考えられる. 今回BMI, 腹囲など内臓脂肪症候群に関与する各項目と瀑状胃との関連を検討した.【方法】健康診断にて上部消化管造影検査を行った...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)

当院で経験したLSBE症例の検討
宮崎 慎一(鳥取生協病院・内科)
【目的】欧米ではBarrett腺癌の増加が著しく、本邦においても報告例が増加している。その背景となるBarrett食道は全周性3cm以上のLSBE(long segment Barrett’s esophagus)とそれ以下の長さのSSBE(short segment Barrett’s esophagus)に分けられ、前者の方が発癌ポテンシャルの高いことがわかってきた。よって、当院で経験したLS...

第54回日本消化器病学会大会食道・咽頭(症例報告/その他)